元アイドルに自由はないのか?

元アイドルに自由はないのか? コラム

最近、欅坂の卒業生がSNSを開設して、色々と盛り上がっています。

私は嬉しいし、私の周囲の人は喜んでいる人がほとんどなんですが、そうは思っていない人もいるようです。

まあ、感じ方は人それぞれなので、そう思う分には勝手ですが、それってわざわざ外に書かなきゃいけないことなんですかね?とは思います。

自分のストレスを吐き出すために、人の足引っ張るようなこと外に出しちゃっていいのかなっていう。

例えば、記録が残らないようなところやそういう考えの人しかいないところで話したり、書いたりする分にはいいとは思うんですよ。一種のゾーニングみたいになってますからね。(それはそれで陰湿な気もしますが、人間は弱いのでクローズドな場所は必要だとも思います)

でも、誰しもが見聞きできる、アクセスできるところで書いちゃったり、話したりすれば、それは公共物としての責任が生じます。自分のブログだから、アカウントだからという人もいますが、誰しもがアクセスできるところに出している以上、責任があります。

「書くなとは言わないけれど、それを背負う覚悟はあるのか?」という。

でも私が見ている限り、たいてい逃げてしまうんですよ。そういう人。

批判者自体の批判をする(批判してくるやつ奴はうんぬんかんぬん)、開き直っちゃうとか。

これじゃあ、責任を果たしているとは言えません。

せめて、相手が何を言わんとしているのかに耳を傾けなければ。もちろん、傾けてみて、相手が批判のための批判をしていると感じれば切っちゃって構いません。コミュニケーションする気がない人とコミュニケーションしようとすると参っちゃいますからね。

でも必ずしもそうではないものでも、「人それぞれ」とか「ここは自分の空間だから」とコミュニケーションを自分から切ってしまう人が多い傾向にあると感じます。

これじゃあ、前も書きましたけど、アイドルや元アイドルがストレスのはけ口にしかならないじゃないですか。

元アイドルの子がどういう風になろうが、どう過ごそうが、それは彼女たちの自由です。それに「モヤモヤする」という感情を持つほうが私には不思議です。

すでにアイドルでもないのに、何のつもりで人の人生に口出しをしているのか。責任も負わないくせに。

そして、もうちょっと考えてみてほしいのは、その「モヤモヤ」はなぜ起こるのか?ということです。

たいてい、怒りとかモヤモヤっていうのは、自分が抱えているコンプレックスや不満を反映しています。

例えば、何かを我慢している人が、自由にやっている人を見ると、「なんでこっちはこんなに我慢しているのに、あいつは好き勝手やってるんだ」と怒りを覚えたりするわけです。

あなたのそのモヤモヤは、自分に原因がある場合が多いんです。あ、でも暴力や暴言などをされたときには怒っていいですからね。自分が大事にされていないと思ったら怒ることも大事です。

とりあえず、人の人生に口出して、足引っ張っている暇があるなら、自分の人生見直してみたらどうでしょうか。(政治はまた別ですけどね。自分の生活に関わってきますからね)

それを見つければ、あなたの人生がより良いものになるかもしれません。

文化というのは、自分の心を豊かにするためにあるわけですよ。自分の執着で、誰かを不幸にするのがいいのかどうか。もうちょっと考えてみてほしいと思います。

※私がこういうのにモヤモヤするのは、自分で自分のやっていることに自信がないので、それを批判されると自分が言われてるような気になるからなんでしょうねえ。弱いんだよな、自分。あと自分で何かやってみようという人を全般的に尊敬しているのもあるのかも。


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