先日、「Documentary of 欅坂46 僕たちの嘘と真実」の円盤をゲットしまして、OUTTAKEやロングインタビューを見ました!
感想は色々あって、「わお!」みたいなところもあったのですが、今回は櫻坂とのつながりの部分を考えてみたいと思います。
パフォーマンスに向き合う姿勢
2019年の紅白のパフォーマンス前に、てちがあんなにヤバイ状態だったのにはびっくりしました。まさに満身創痍という感じで、これはもう続けるのは難しかっただろうな…と改めて思いました。
まあ、普通はあそこまでできないし、仮にできたとしても良い悪いで言えば無理しすぎなので好ましいとは言えないですよね。
それでも、てちがああいう子だったからこそ、欅坂のスタイルや雰囲気が出来上がったというのは紛れもない事実だろうと思います。
そして、てちがやろうとしてきた「作品のメッセージを伝えること」は、1期生はもちろん、先に入った2期生にも大きな影響を及ぼしているはずです。
ロングインタビューで、ゆっかーが「てちの作品に死ぬ気で向き合う姿勢や自分よりも作品をどう伝えるかという姿を見れたから、今のメンバー、私自身の考え方が出来上がった。てちに教えてもらったことは本当に大きい」と言ってました。
OUTTAKEでは、保乃ちゃんがライブ(ドーム1日目)のあとにダンサーさんのところに走っていって、間違えたことを泣きながら謝っていました。
この前のそこさくでは「しくしくおぜちゃん」が大盛り上がりでしたが(笑)、そういうのもパフォーマンスを全力でやっているからこそだろうと思います。
あかねんもロングインタビューのほうで、「自分の存在価値が分からなくなったことなんて、たくさんありますよ。これだけ頑張って、フリも固めたのに全然映らなかったりするから。でも、(カメラが映すのが)顔ばっかりだと伝わらないこともあるので。そういう道で行くしかないんだなと」みたいなことを言っていました。
監督が「こんなに引きが多いミュージックビデオを撮るのはすごい」的なことを返していましたが、確かに欅坂のMVはフォーメーションを重視するものが多くて、顔アップしながら進むMVは少ない気がします。これもパフォーマンスを重視する流れの反映ですよね。
このパフォーマンスを重視する感覚は櫻坂になっても、持っていてほしいなと思っています。
1stのパフォーマンスを見ていると、今もあるとは思うんですけどね。
2期生の存在
先に入った2期生は「欅坂に入りたい」と思って入ってきているので、欅坂の魅力をよく分かっています。
1期生は自分たちで作ってきたので、あまり客観視できていないと思います。葵ちゃんは一度休んで、外から欅坂を見たので視野が広く、結構キーパーソンだなと思うんですが、2期生はさらに客観的な見方を持っているはずです。
遠くない時期に櫻坂としての2ndシングルを出すことになると思いますし、活動が積み重なっていくでしょう。
しばらくは違いみたいなものに意識がいくのでしょうが、だんだんそういうものは薄くなっていくんだろうと思います。
そういうときに、欅坂が好きだった2期生の存在って大きいと思うんですよね。
ロングインタビューで保乃ちゃんが「これからはいい意味で新しいカラーを出していきたい。でも、今までの欅坂にしかない良いところも山ほどあって、それを自分は見てきたから、それは継承していきたい。欅坂らしさは捨て切らないでいたい。私達にしかない良いところを出せるグループであれたらいいな」と言っていました。
これから、櫻坂になったことで新たにできるようになったことと欅坂の魅力を合わせていくようなかたちになっていったら良いなと個人的には思いましたねえ。
そういう意味でも、りこぴがいなくなってしまうのは寂しいなあと思うんですけど。
違う意味での答え合わせ
欅坂時代のことがメインなので、あのときどうだったのかという見方をするのが普通だとは思うのですが、櫻坂になることが決まる前の時期のインタビューやOUTTAKEから、その時点の未来であった「現在」の答え合わせをしてみるのも面白いんじゃないかと思います。
てちとメンバーのハグシーンは、なかなかくるものがありますが、これだけでも円盤化の価値があったんじゃないかとか思ってしまいます。でも、そういうのを「消費」してしまうのもどうなのかなと思ったりもしますね……。
私はまだ聞いていないのですが、本編はバイノーラル録音版もあるそうなので、ライブ映像などはより映画館に近い感じで見れそうです!
ライブ映像のディスクもまだ全部見ていないので、これからも楽しみます!
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