あなたも私も3列目

あなたも私も3列目 ブログ

BACKS LIVE!!が終わりました。

私なりの解釈や総括はまた別の記事で改めて書きたいと思っています。

今回は、「3列目」というラベル・存在について思ったことを書きます。

3列目は影じゃない

ライブを通じてメンバーの言葉、あるいはファンの言葉として「輝いているのを見てほしい」/「輝いていた」というのがありました。

もちろん、センターに立ったり、フロントになることで「目立つ」ことは事実です。

これらの言葉の裏側には「3列目は目立たない、影にある存在だ」という認識があるように感じました。

しかし、「目立つ」=「輝く」ではないと私は思っています。

世の中、表に出て、脚光を浴びる存在なんて一握りです。

それはいつだってそう。

私も、そして多くの人が、ある社会の中では「3列目」であるはずです。

だからこそ、「3列目」で自分のできることを精一杯やろうとする彼女たちに元気をもらったり、勇気をもらったりするんだと思うんです。ある意味で一番「私たち」に近い。

なので、私からすると彼女たちはいつだって、すごく「輝いている」のです。

あかねんが言ってましたが「ポジション関係なく、頑張っていれば見てくれている人は必ずいる」というのは、本当にそのとおりです。

世の中は「3列目」がいなければ成り立ちません。社会は「3列目」に支えられています。

それは櫻坂のパフォーマンスでも同じはずです。

だから、3列目だからと言って自分を卑下する必要はまったくないし、もっと櫻坂のメンバーであることに誇りを持っていてほしいと話を聞いていて率直に思いました。

3列目メンバーがいるからこそ、救われている人もいるのです。

みんなにはちゃんと魅力があって、光る所があるから、オーディションに合格したんです。

何が言いたいかというと、みんなには櫻坂(厳密には欅坂)に入ってほしいと思った審査員がいて、今現在櫻坂にいてほしいと思っているファンがいる。

それは分かっていてほしいと思いましたし、ファンとしてそれはもっと伝えなきゃいけないと感じました。

みんなちゃんと櫻坂のメンバーとして存在している意味があり、輝きがあるんです。

でも、その実感はメンバー間やメンバーとファンの関係性の中で、本人が見つけるしかないのかなと思います。誰かに与えてもらえるものじゃないんですよね。

だけど絶対にあるんです。今は分からなくても絶対に。それは忘れないでいてほしいです。

こういうライブが無くてもそれは変わりません。

3列目だろうが、2列目だろうが、フロントだろうが、センターだろうが、みんなの「輝き」・「魅力」はいつも変わらずあると信じていてほしいです。

そうであることで、私たちというか、私は「もう一日頑張ってみるか」と思えるので。

何を見るのか

私はパフォーマンスを見るとき、具体的な技術がどうこうみたいなところはあまり気にしていません。

まあ、元々ダンスなんかやったことないので分かんないってのもあるんですけど(笑)

それよりも「自我を越えるか」を見ています。

表現力がどうこうとかこのブログで書くこともありますが、これは私の場合技術的なことじゃなくて、メンバーが芸術性を爆発させているかという意味で使っています。「芸術は爆発だ!」(岡本太郎)的な(笑)

表情とかも「作る」でなく、「表れる」ものだと思っています。「作ってる」ものは「作ってるな〜」と分かるじゃないですか。別に悪いことじゃないですけどね。でも個人的には「その先」が見たい。計算を超えて、その曲との相互作用で溢れてしまう感情を見たいと思っています。そこにはそのメンバーなりの個性や魅力が出ると思うので。

一方でストーリー性とかはあまり重視しません。もちろん、まったくないことはないですけど、他の人に比べるとかなりフラットに見てる方だろうなと思います。

この視点はセンターだろうが、フロントだろうが、櫻エイトだろうが、3列目だろうが変わりません。

そして、そういう目で見ても、今までだってみんな3列目でもちゃんとそれぞれの魅力を放っていました。

前に来ないと魅力が出ないなんてことはないと思っているのです。私は。見やすい、見づらい、強調されるということはあるにしても。

結局はこちらが見つけてあげるかどうかなんじゃないかと感じます。

より正確に言えば、メンバーとファンの相互作用だとは思いますし、モチベーションなどの意味で運営がどうマネジメントするかにもかかっていますが。

未来に向けて

櫻エイトどうするの?とかの話は、筆を改めて書こうと思います。

未来は決して暗いものではありません。

明るさを感じました。

一方でその明るい場所にたどり着けるかは、これからのシングル、そして私たちの雰囲気にかかっているように思います。

ポジション関係なく、櫻坂に不可欠なメンバーであると伝え続け、魅力を見てあげること。

ポジションはその要素の一つに過ぎません。全員を同時にセンターにすることは物理的に無理ですし、誰かを前にしたら誰かを後ろにしなきゃいけない。言い出したらキリがないし、人選に正解なんてありません。

だからこそ、櫻坂にはポジションのような相対的なものじゃなくて、絶対的なものを見ていくグループであってほしいと私は勝手に思っています。

これはそれぞれの個性や魅力を重ねることで、櫻坂は唯一無二のグループになれると私は信じているからです。

「誰かのせいにしても一つが残る椅子取りゲーム。それならいっそ孤独を選びな」(Nobody’s fault)

「どんな状況に追い込まれても、僕は絶対BANされるものか!」(BAN)

自分を信じて、信念を持って、みんなには突き進んでいってほしいです。

いつも、自分に打ち勝とうとしているみんなを応援しています。後悔しないように、納得できるように、これからも活動していってくれたら嬉しいです。

追伸

私はきらねん大好き人間でこのブログでも書いたぐらいなので、お手紙タイムはやばかったです(笑)

なんかもう本当に良かったなと思いました。

ふーちゃんの言葉であかねん泣いていましたが、普段から弱いところを見せないし、どっちかと言えば言う側のタイプのメンバーだと思うので、私も「はぁぁ」となっていました。あかねんはねえ、本当に頑張っているメンバーだと思うんですよ。グループ愛も感じるし。同じくグループ愛の強いふーちゃんならではの言葉だったなと思います。全体の雰囲気的にあかねんのこと、もっとちゃんと見てあげてほしいなとずっと思っていたので、自分の気持ち的に一区切りついた気がします。ふーちゃんには感謝でいっぱいです。あかねん、あなたは本当に頑張り屋さんだし、私はとても尊敬しているんです。


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