4thは未来に投じた一球か

4thは未来に投じた一球か ブログ

昨日、4th「五月雨よ」のフォーメーション発表がありました。

表題の全員選抜……とはならなかったものの、「なるほどね〜」という印象のフォーメーションでした。

チーム分け

櫻エイト

  • 小池美波(2作ぶり3回目)
  • 小林由依(4作連続4回目)
  • 渡邉理佐(4作連続4回目)☆
  • 田村保乃(4作連続4回目)
  • 藤吉夏鈴(2作ぶり3回目)
  • 森田ひかる(4作連続4回目)☆
  • 守屋麗奈(初)
  • 山﨑天(4作連続4回目)★

※理佐はチーム森田曲は不参加
★は表題センター、☆はカップリングセンター

みいちゃんと夏鈴ちゃんが復帰しました。私はこの二人が評価されないようでは、このグループはだめになると思ってるので、良かったです。(パフォーマンスにおけるクリエイティブや精神的な意味での支柱として必要)

そして、れなぁが初エイト。新二期生としても初めてです。ラヴィットを筆頭に露出を増やしてたので、さもありなん。れなぁは櫻坂のエース候補だと思っているので、これからも露出が多くなるんじゃないかな〜と思っています。

チーム山﨑(表題チーム)

  • 上村莉菜(←チーム理佐)
  • 土生瑞穂(←櫻エイト)
  • 井上梨名(←チーム森田)
  • 大園玲
  • 関有美子(←チーム理佐)
  • 武元唯衣
  • 松田里奈

うえむーとゆみちゃんが初めて表題チームに入りました。うえむーは前向きに櫻坂として活動している印象を受けるメンバーで、欅時代との変化も見えるメンバーなので、なるほど!という采配でした。今後もこの制度を続けるなら、1〜2人はローテーションさせてほしいです。

ゆみちゃんは各種数字的にも、表題チーム入りしておかしくない人だったので、適正評価かなと思います。最近、そこさくでもキャラが立ってきて、殻を破った感があります。

土生ちゃんはエイトから3列目にということですが、3列目の真ん中ということで、背の高さを活かしたパフォーマンスが期待されているのかなという感じです。天ちゃんも背が高く、裏センターの理佐も同様なので、どういうパフォーマンスになるのか楽しみですね。活躍度的には土生ちゃんには線香姉妹的なユニットがあってもいいのではと思います。

チーム理佐

全員

櫻坂の詩以来の全員曲に。
詳細は後述。

チーム森田

  • 尾関梨香
  • 齋藤冬優花
  • 原田葵
  • 遠藤光莉
  • 大沼晶保
  • 幸阪茉莉乃
  • 増本綺良

※菅井は理佐曲のみ参加

地味に唯一全作センターを守り続けるるんちゃん。グループとしての現状を歌うというメタ路線を続けており、人気・実力・持っているオーラからして、今後も櫻坂の一つの路線を作り続けるのかなという印象です。

1期生2期生
櫻エイト35(4-1)
チーム山﨑25(4-1)
チーム森田34(0-4)
※2期生の( )内は前が先に入った2期生、後ろが新2期生

未来への布石

天ちゃんがセンターってのは、あんまり考えてなくて「ほぉ、天ちゃん」みたいな感じでした(笑)

天ちゃんはいずれ、櫻坂を背負って立つセンターになる!というのは多くのファンが一致するところでしょうが、もう少しゆっくりやるのかなと思っていて。

とはいえ、ここで天ちゃんを持ってきたということは、未来への布石を打ったということなんだと思います。

天ちゃんは何でも出来るし、プロデュース(自分や他人をどう見せるか)が上手い印象があるので、万人に対してカッチリしたイメージがあるわけではありません。変幻自在というか。

逆に言えば、まだ何にでもなれる人です。

「五月雨よ」がどんな曲かまだ分かりませんが、「天ちゃんを〝櫻坂の中〟ではこんな方向でマネジメントします!」という運営からの施政方針演説みたいな部分があるのかなみたいな期待をしてしまいますね〜。

そして、同時にゆっかーの参加曲が一曲しかないというのも未来への布石のような感じがします。

もちろん、直接的要因はミュージカルへの出演で、それ以上の意味があるわけではないでしょう。ゆっかーがブログで書いていましたが、やはり舞台と制作がどんかぶりすると難しいでしょうし、無理して体調崩しちゃったら、元も子もないので、今回の判断は正しいと思います。

しかしながら、結果として、ゆっかーがいない状態で表題やカップリングの制作を行うことは、グループとしては将来を見据えたものになると思います。

また、櫻エイトでは初めて二期生が過半数となり(3:5)、表題チームには先に入った二期生全員が選ばれました。(櫻エイトは1st=4:4・2nd=4:4・3rd=5:3)

こんなところからも「未来の櫻坂」の一歩目を踏み出すような印象を受けたフォーメーション発表でした。

卒業生

今回はグループとして初めて、事前に卒業が分かった状態での発表になりました。

理佐は前作に続きセンターですが、全員選抜曲になりました。

卒業ソングかもしれませんね。乃木坂の「サヨナラの意味」みたいな位置づけになるのかもしれません。

葵ちゃんは、この理佐センター曲の裏センターです。理佐も表題の裏センターなので、坂道では卒業生が裏センターというのが恒例化してきています。

葵ちゃんが表題に入らなかったので、色々意見はあるだろうとは思いますが、私は表題曲を論功行賞みたいに使うのはちょっと抵抗があるので、今回のようなやり方は良かったのではないかと思います。

この全員曲、フォーメーションが面白いですよね。

真ん中を一期生で固めており、3列目の裏センターも理佐と仲良いおぜちゃんですし、卒業ソングの匂いがぷんぷんしますね(笑)

なんだかんだ、前作の無言の宇宙でも、あかねんとぺーちゃんにだけリップシーンを付けるなど、卒業生にはそれなりの配慮をしてくれている感じです。

全員選抜

今回のタイミングで全員選抜をしなかったので、おそらくもうやらないのかなという感じを受けます。

私は今年の夏からオーディションをやって、年末〜来年初頭に3期生が加入でもおかしくないと思っています(3年が一つの目安かなと)。そうすると人数的に再度エイト制に戻すことになるので、もし今年中にオーディションやるなら、全員選抜にしないかもしれないと考えていました。

なので、オーディション実施の可能性が上がったかなという感じです。

未来に向けて

全体的に二期生へのシフトがより明確になってきており、天ちゃんをセンターにしたことで未来を見据えている感じが強くなりました。

数年後の櫻坂を見ての一手を指してきたような印象があります。

勝負を仕掛けるタイミングだと前に書きましたが、今のところはそのスタンスを感じますね。

一期生がいる間に、櫻坂の代表曲と言えるものを一つ作りたいな〜と思うので、4thには期待しています!

このシングルが櫻坂にとって大きな一歩目になりますように。


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