今日、紅白歌合戦の出場者の発表があり、櫻坂46は櫻坂としては初めて、欅坂から通算すると5年連続5度目の紅白出場となりました!
今年は難しいだろうと思っていたので、びっくりしましたが、欅坂時代の活動やそこへの反響も含めて呼ぶに値するとも思ってもらえたのだろうということで素直に嬉しかったです。
一方で、それに対する色んな声も目にしました。
まあ、外野の人たちや他グループの人たちが色々な意見を持つのは仕方ない部分もあるでしょう。しかしながら、ファンが偉そうに講釈を垂れるのは鼻持ちならない思いがしました。
私はファンならこうすべきだということはあまり思わないですが(グッズ買えとか金出せとか)、そもそも「ファン」とは何かという前提を揺るがすような部分は嫌なのです。
櫻坂46はファンと名乗る人たちが、自分のイライラをぶつけたり、自分の思い通りに動くように調教するおもちゃではありません。
私たちが彼女たちのファンになったとき、「自分の思い通りに動きそうだから」ファンになったわけではないはずです。
先に欅坂・櫻坂46があって、何か惹かれるものがあったから、彼女たちを応援しているんでしょう?
そのパフォーマンスやメンバーを見ることが出来る。今はファンでない人に「これが私の応援しているグループなんだ」と紹介できる。
そういう機会が少なくていいと考えられる人の気持ちは私にはよく分かりません。出なければ、世間から批判されない日が来るわけでもあるまいし。
思うに、欅坂(櫻坂)ファンは乃木坂や日向坂に対してのコンプレックスがあるような気がします。「下積みをしていない」とか「苦労していない」とか。そういうアイドルファンが好む「美談」は確かに欅坂には多くない。サイマジョで衝撃的なデビューをして、紅白にもずっと出て、東京ドームの舞台にも立ち、ミリオンだって出した。デビューしてからずっとメインストリームでやってきた。それ自体がアイドルファンからすると、いけ好かない存在なのかもしれません。
だからといって、自分のコンプレックスを解消するのに他人を使わないでほしい。
そういうのがないと素直に応援できないのなら、今一度向き合い方を考えるべきです。
あなたはなぜ櫻坂を、欅坂を応援してきたのか。もう一度思い出すべきです。
今までだって、欅坂は色んな批判・アンチと言われるような人の声に直面してきました。それをメンバーは色んなかたちで受け取ってきたでしょう。
それでもそれを何とか乗り越えてこれたのは、ファンが応援してきたからなのではないですか。
ファンが「それでいいんだよ!それがいいんだ!」と評価して、訴えてきたからこそ、グループの活動は続き、いろいろなクリエーターの方が欅坂のためにと動いてくれているのではないですか。
否定的な声が多くなりそうなとき、彼女たちを支えられるのはファンしかいません。
楽曲やパフォーマンス、バラエティーでの活動などでもらったものを返し、「続けよう。もっとすごいものを見せたい」と彼女たちが思うには、ファンの力が絶対に必要です。
アンチの声にファンがビビッてどうするんですか。
私もそうですが、欅坂からの改名を発表したときにはすごくショックで、名前を変えてほしくないと強く思った人もいるはずです。それでもインタビューや映画、メンバーの言動を見ながら、やっぱりこの子たちを応援したいと思ったから、今櫻坂46を応援しているのでしょう?
あれを乗り越えられたファンにできないことなんてないはずです。
櫻坂46が自分たちの個性を打ち出して、のびのび活動できるように。そのパフォーマンスでまだ櫻坂46の存在を知らない人が、その魅力に気が付くように。
彼女たちを守れるのは、私たちファンしかいない。
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