欅坂の歌詞の魅力って?

「歌詞の面白さってどこにあるのかな?」と考えてみると、私は「意外性」を提供してくれるところに面白さを感じます。

今まで思いもしなかった視点であったり、ドキッとする言葉だったり。

そういうものが入っている歌詞に私は惹かれます。これは歌詞だけじゃなく、普通の「詩」でもそうなんですけどね。

欅坂の歌詞でいえば、二人セゾンの「君は突然 僕のイアホン外した」もそうですし、避雷針の「無関心は味方だ」とか、夜明けの孤独の「誰かのやさしさが~嫌われたかった」なんかも、視野を広げてくれる言葉だなと思います。特に後者2つは、ちょっとドキッとさせる言葉でもありますよね。

秋元さんは、そういうドキッとする言葉、これは言っちゃまずいんじゃないかというものだったりを急に投げてきたりします。まあ、それで炎上したりすることもたまにありますけどね(笑)

渋谷からPARCOが消えた日の「誰とどこにいて~シークレット」の部分なんかは、かなり際どい歌詞です。実際、批判的な意見を目にしたこともあります。でも、こういう際どい、デッドボールぎりぎりみたいな言葉で何かを感じることができるんじゃないかと思うのです。

上っ面だけのきれいごとの言葉では満足できない人たちが欅坂を支えていると思うので、これからもそういう「えっ!」という歌詞が出てくるのを楽しみたいなと思っています。

BRODY2月号の欅坂特集のファン投稿による好きな歌詞を紹介しているページを見ていて、改めて「あ、そうか!これは確かにすごいな!」と思うものがいくつかあって、こんな記事を書いてみました!