1期生が一気に4人もグループから離れて、個性的な色の源泉となっていたてちがいなくなってしまった欅坂46。
これからは否応なしに、新しい欅坂を見せなくてはいけませんが、その道はとんでもなく険しいでしょう。キャプテンのゆっかーもこの前のラジオ(レコメン!)で「想像以上に困難な道」と言っていました。
その中でどうしていったらいいのか。考えてみました。
みんなで作り上げてきた財産
ファンの中には(本当にファン?という人もいますが)、がらっと変えたほうがいいみたいなことを言う人もいますが、私はそれは違うと思っています。
ビジネス的な意味合いでもそうなんですが、それよりも何よりも、「みんなで作り上げてきた財産」は引き継いでいかないといけないと思うのです。
これは言うなれば「欅坂の魂」です。それを継承しないというのは色々な意味で酷(こく)すぎると思います。
じゃあ、その「欅坂の魂」とは何なのか。
いろんな考え方があるでしょうが、私は以下のように考えています。
- 生き方が不器用な人に寄り添う優しさ
- 楽曲のメッセージを世界観とパフォーマンスで全力で伝えるスタイル
欅坂はクールでカッコいいというイメージで語られることが多いですが、これはてちのイメージに合わせている部分も大きいですし、表層を真似ても仕方ありません。
私は欅坂が他のグループと異なるのは、恋愛などのごく個人的な話ではなく、もう少しスケールの大きい視点で、生きづらい人に寄り添ってきた部分だと思います。これは表題に関しては一貫しています。
逆に曲調なんかは決まったものは今までも特にありません。なので、曲調は色々な選択肢があるんじゃないかなと思います。
とりあえず、今までの不器用な人に寄り添う優しさは貫いたほうがいいと個人的には思います。まあ、私が単にそういうところに惹かれたからというのもあるんですが(笑)
また、みんなでメンバーが目立つというよりは、楽曲のメッセージを伝えることに重きを置くスタンスも引き継いでほしいなと思っています。ふーちゃんもブログで、
私自身、選抜メンバーに入ることや、前に立つということを第一目標とするよりも、曲を伝える、届ける、ということを第一に考えることは、変わりたくないな、、、と思います。
斎藤冬優花公式ブログ 9月9日(1257)【9thシングル💿】より
欅坂としても、変わっていって欲しくない部分です、、、🤔
と書いていました。ここまで楽曲優先でやっているアイドルは数少ないので、大きな魅力です。
それから、どこまで実現可能かは分かりませんが、ライブでの演出などのアイデアも出せたらいいんじゃないでしょうか。今まではてちが色々とアイデアを出していたようですので。
この辺のものは、てちだけでなく、今まで欅坂がみんなで作り上げてきた財産だと思います。だから、これは持っておいたほうが良いと思うのです。
新しい個性
もちろん、継承だけでは新しい欅坂にはならないので、別の部分も必要です。
これはやはり、新しい個性を伸ばすしかありません。今までの継承を土台にして、新しい個性をプラスしていくのです。
欅坂は結果的にてちがフォーカスされてきた面がありますが、他のメンバーにも当然個性や魅力があります。
だから、それぞれの個性が伸びて、かつ活きるような楽曲が積み重なっていけば、新しい欅坂46を見せることができるのではないでしょうか。そのときどきの欅坂の等身大が伝わるのが一番です。
なので、センターは固定しないで楽曲によって変えていくのがいいのではないかと個人的には思います。乃木坂は固定していませんしね。
つっちーがラジオで言ってたように「出してみたら大化けする」ってこともありますから、選択肢は広くしたほうがいいでしょう。
ゆっかねん体制の目標の一つに「欅坂46を一人ひとりが輝けるグループにする」というものがあるので、それにも合致します。
欅が欅であるために
私は20代の後半で世代じゃないんですが、尾崎豊の曲に「僕が僕であるために」というのがあります。知っている人も多いと思います。
私は欅坂と尾崎豊が少しかぶるな〜と思うところがあるんですよね。
「僕が僕であるために」では、「勝ち続けなきゃならない」と歌われます。
欅坂46もこれからいろんな声に晒されるはずです。それはもうとんでもなく大変な道のりだと思います。
でも、今までの財産(魂)を活かしながら、みんなの個性を伸ばしていけば、新しい欅坂が花開くときがきっと来ると私は信じています。
だから、それまではファンにも世の中にも、「勝ち続けないといけない」のかなと思います。つらいけど。「私たちは負けない!」「これでいくんだ!」って、メッセージを出し続けていくというか。でも、時に街にのまれて心を許しながらね。世の中、全勝なんて無理だし。
まとめると、欅が欅であるためには、「継承」と「個性」と「継続」が必要なんじゃないでしょうかっていう感じです。
「今までの世界観に勝つんだ!」というような感じだと抽象的だし、迷ってしまう感じがします。勝負じゃなくて、何がファンを惹きつけてきたのかを考えたほうがいいと思います。考えるのは運営ですけどw
何だったら勝つ必要なんてないんですよ。そのときの欅坂の等身大のメッセージが伝わればいいんです。
こんなのはオタクの戯れ言
長々と書きましたが、こんなのはいちオタクの戯れ言です。こういうこと言って、みんなにプレッシャーかかっちゃっても嫌だなと思いますし……。(自意識過剰か)
それに、全然上に書いたのと違うところに行く可能性も大いにありますしね。
とはいえ、オタクの性分で何か語っていないと死んじゃうので(笑)マグロみたいなもんです。
とにかく、欅坂のメンバー、卒業生、てち、しーちゃんが幸せになる方向に進めば、何も言うことはありません。
アイドルファンっていうのは、アイドルたちの人生の一瞬のきらめきを見させてもらってるようなもんなんですよ、きっと。だから、彼女たちが幸せならいいんですよ。それにあれこれ批評するのはナンセンスなんだろうなって思うところもあります。
アンチに傷つくこともあるけど、そのときは欅坂のメンバーを見て癒やされましょう、勇気をもらいましょう!