ドキュメンタリー映画への意見に噛みついてみる

ドキュメンタリー映画への意見に噛みついてみる コラム

先日、欅坂46のドキュメンタリー映画の公開が発表されました!

タイトルは「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」

予告はこれ!

ああ、重そうだけど、見なければいけないと思わされる予告でした。

さて、Twitterとかで色々感想とかを見ていて、個人的に思ったこと。

結局平手のドキュメンタリーじゃん

→そりゃ、そうだろうよ!逆にずっとセンターをやっていたてちを相対化して小さくしたら、個々人のドキュメンタリーにはなるけど、グループのドキュメンタリーにならんだろうよ!それぞれのメンバーが頑張ってきたこと、個性があることは十分知っているけれど、グループとして描くなら平手友梨奈を外すことなんてできない。欅坂は平手友梨奈だけじゃないけれど、平手友梨奈がいなければ今の欅坂はないわけだから、中心に描かないという選択肢は基本的にないのでは?

タイトルの「嘘」が気に食わない

→「嘘」と「真実」というのは実はとても曖昧なものだと思います。自分が「真実」だと思っていることが、ある方向から見れば「嘘」だったりすることもある。「リアル」(現実)であっても、「真実」とは限らないわけですよ。そういう曖昧なものをあえてタイトルにもってくることで、最後は見ている私たちに「(編集はあるにしても)リアルはこうだ。それを踏まえて、欅坂をどう見る?」と問いかけるような意図があるんじゃないかなとか思いました。なので、個人的にはタイトルに異議はありません。

というか、予告の中に「この物語に正解はない」とあるのはそういうことなんじゃないですかね?リアルはあっても、それを真実とみるか、嘘とみるかは私たち次第なんじゃないでしょうか?

ドキュメンタリー自体が嫌だ

→これは主観的な話なので、他人がどうこう言える話でもないですよね(笑)嫌なものは仕方ないです。

ただ、一般論から言えば、現状何かビジネスをしていくうえで「ドキュメンタリー的側面」を見せるのは非常に重要です。ブランディングをするときに、ファンにどういう感情を持ってもらうかというのを考えるのは結構大事なんですよ。もちろん、楽曲による世界観やパフォーマンスのクオリティは大事です。というか、これは大前提です。でも、そこからさらにファンを獲得して、強固にしていくためには、「共感」だったり、「ストーリー」が大きなカギになるんですよね。こういうのを付加価値と呼ぶわけです。

だって、アイドルなんてごまんといるじゃないですか。その中で欅坂が好きなのは、やっぱりそれぞれにストーリーがあるからだと思います。バックを知ることで、表がより輝くんです。だから、編集が多く入るドキュメンタリー映画が正しい形かは私もよくわかりませんが、ドキュメンタリー的な部分を見せるというのはビジネス的には大事かなと思います。

もちろん、その編集でそれぞれのメンバーが意図しないかたちに映るような編集をしていたら、それはそれで問題ですが(笑)メンバーが伝えたい「裏」や「リアル」であってほしいという気はします。なので、予定調和的な苦労話や構成を見せてくれとは思いません。

★★★

はい、というわけで、いろいろ噛みついてみましたよ。

どっちみち、見ないと評価のしようもないですけどね~。

正直わくわくはしてなくて、「あー怖い」という感じです(笑)色々あったと思うし。嫌なことも、つらいことも。それを見るのが楽しみってことはないんですよ。私は。

あと、あんまりつらいことを強調しすぎないでほしいなとも思います。そこはインタビューとかで緩和してもらえるとありがたいです。生の映像で見るとリアルすぎて心がやられるかもしれないので。AKBとかって結構そういうのがあったような気がするんですけど、あそこまでやられるとちょっと苦しくなるのでやめておくれという気分です。

でも、見なきゃいけないんじゃないか、と思っています。

「行ってらっしゃい」と言うために。


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