昨日、「僕のジレンマ」が解禁されました。
すごい良い曲だな~という感じでした。
卒業に関連した当て書きな感じもありました。
でも面白いのは、卒業ソングだけど、背中を押していないところです。
普通卒業ソングの場合、「卒業を後押し」するような曲になることが多いですが、今回はそうではなく、迷い続ける歌詞になっています。
僕のジレンマとは何か?
曲で歌われている「僕のジレンマ」とは、「君と別れること」です。
「君と別れること」は「君を一人残すこと」であり、「夢を追うこと」でもあるようです。
何かを得るためには何かを手放さなくてはいけない。その「トレードオフ」が「ジレンマ」なわけです。
こういうことは往々にしてありますよね。何かをしようと思えば、何かができなくなる。
「僕」は自分の夢を追いかけるには行かなきゃいけないのは分かっているけれど、「君」を一人置いていくことに強烈な抵抗感を覚えています。
2番では「身勝手なさよならに仕方ないねとほほ笑む君」を見て、「後悔してもいいから、ここに残ろう」とまで言っています。この「君」の部分はドラマ性が増してすごく良い歌詞だなと思いました。非常にグッとくる歌詞です。メンバーの顔が浮かぶなあと感じました。
そして、人生はもがくことだ、寄り道をたくさんしながら、自分の道が見つかるんだろうと歌い、最後まで「どっちへ進めばいいのか分からない」となって終わります。
何を選んでも、きっと間違いではない
何が言いたいのかなあと考えると、「人生は迷ってなんぼだ」ということかもしれません。
決断をしなくちゃいけないという場面もあるのでしょうが、その決断に迷いがあって、決めた後も後悔をするなんてことは誰しもが経験することなんじゃないかと思います。
決断をしたら、すべてがきれいさっぱりするとは限らない。
どちらを選んでも後悔するということは、間違いなくあるのです。
その迷いや後悔が、人生をより深いものにするんだろうと思います。インスタントにすべてが上手くいくような人生はきっとつまらない。
だから、たくさん迷えばいい。どの選択をしても、それが正解になるか、間違いになるかは、未来の自分が決めることなのです。寄り道をしながら、足跡をつけて、自分の道を見つける。だから、どんな選択も、間違いじゃない。
1期生は迷った時期があるはずです。卒業していったメンバーもいれば、残ることを決めたメンバーもいる。でも、どちらもきっと間違いじゃない。どちらを選んでも、「これで良かったんだ」と思える日が来るよということが伝えたい歌詞なのかなと私は思いました。
弱さを弱さとして受け入れること
私が現時点で櫻坂らしさだと思っているのは、「弱さの吐露」とそれによる「自己肯定や希望」です。
苦悩を素直に訴えたり、迷ってみたり、強くなれないところを正直に表現し、それにより自己肯定をしたり、希望を見せるというのが櫻坂らしさだと思っています。受け手と並列な感じがするんですよね。
「弱い部分も含めて、自分だよね」という自己肯定。
そういう意味で、この曲もちゃんと櫻坂らしい曲だと思います。
全員曲ならではの
パフォーマンスやMVが楽しみですね。
全員曲なので、どういう風に見せるのかとてもワクワクします。
理佐・葵ちゃん・おぜちゃんのセンターラインですからね。どんなんなるんやろう~っていう。
あとはるんちゃんセンター曲ですね。この解禁期間は楽しみが多くて、助かります(笑)
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