欅坂46はデビュー以来、選抜制を取らず、全員選抜を行ってきました。
しかし、9thでは初の選抜制導入となりました。
したがって、いわゆる非選抜が生まれてしまったわけですが、この非選抜をなんと呼ぶのかという問題があります。
乃木坂では同じ立ち位置を「アンダー」と言っているため、とりあえず「アンダー」と書く方も多いですが、本当に「アンダー」でいいのかなと個人的には思っています。
そこで、今回は非選抜をなんと呼ぶべきか、色々考えてみました。
他グループでの呼称
私はアイドルオタクというよりは、欅坂オタクなので、他のグループはあまり詳しくありませんが、同じ秋元康プロデュースのAKBグループでは「アンダーガールズ」がいます。
これは非選抜組の中の選抜組といった感じのようです。
乃木坂は先ほども言ったように「アンダー」です。(もっとも乃木坂のアンダーも非選抜組が全員入るとは限らない模様)
なので、便宜上呼称しなきゃいけないときには「アンダー」が一番ベターではあります。
他の分野での呼称
スポーツの世界では、スタメンとそれ以外に分かれるので、呼び方がいっぱいあります。
例えば、野球の二軍は「ファーム」と呼ばれます。これは農場とか牧場を意味するところからの派生で、育成という意味合いが強く出ています。
サッカー(Jリーグ)では、二軍相当のチームとしてサテライトというのを持っているところがあります。サテライトは元来「衛星」とかを意味していて、本体とは離れたものの比喩によく使われます。
他のスポーツでは「リザーブ」という言葉もよく使われます。これは予約とか、予備とかいう意味ですね。
また、部活などでは「Bチーム」と呼ぶこともあるでしょう。
コンセプトを考えると…
ここまで他の分野や他のグループでの呼称を見てきましたが、欅坂ではどうするべきでしょうか。
まず、「アンダー」に抵抗を感じる人がいるのは、上下関係が出てしまうからだと思います。
乃木坂は「16人のプリンシパル」を行うなど、初期から競争を仕組みとして取り入れています。そのため、最初から選抜制でしたし、ファンもそういうものだと考えていたはずです。
しかし、欅坂はそういうコンセプトを取らず、「全員で一つのものを作り上げること」を大きなウリにしてきました。これを最初から狙っていたのかは分かりませんが、このコンセプトが欅坂のメンバーに合っていたのは確かです。
この違いは楽曲にも明確に出ていて、乃木坂の「乃木坂の詩」では「語り合うより競争しようぜ」という歌詞があります。一方、相似形の「W-KEYAKIZAKAの詩」では「一緒に歩いていこう」や「一人じゃないよ」、「絆っていいね」という歌詞が出てきます。真逆です。
このようなことから、「下」を意味する「アンダー」を使ってしまうと、従来の欅坂のコンセプトに反するのではないかと感じて、抵抗を覚えるのだと思うのです。少なくとも私は。
私個人の考えでは、欅坂の今までのコンセプトを活かすなら、非選抜も欅坂に欠かせないメンバーなんだということを表せるといいなと思います。
どんな呼び方が考えられるか?
では、どんな呼び方が考えられるでしょうか。ネットサーフィンしていて見つけたものは以下のようなものです。
- 裏欅
- シャドー
「裏欅」は字面はかっこいいなと思いますが、さっき私が考えたコンセプトからするとちょっと違う気もします。シャドーも解釈によっては、前向きに捉えることもできますが、やや暗いのは否めません。
すごい単純に考えると、
- セカンドチーム
- ネクストチーム
とかもあるかもしれません。
ただ、これらも選抜メンバーとの対比なので、今回はこういうのとは違う方向であえて考えてみたい思います。
欅の木だったら?
欅坂の名前に使われている「欅の木」にかけることができると、なんかいいかなぁと思うところもあります。
で、選抜メンバーっていうのは目立ちますし、みんな「選抜=欅坂」というイメージを持つはずです。
木を見たときにそれに当たるのは、樹形(木の形)だと思うんです。要は枝と葉っぱですよね。
それを支えるのに必要なものは何か。不可欠なものは何かって言ったら、「木の幹」じゃないでしょうか。
この「木の幹」の英訳って色々あるんですが、諸々考えた結果、私は「シャフト」(shaft)が良いんじゃないかと思いました。(アニメ制作会社じゃないですよ(笑))
シャフトは、もともとは何かの軸という意味ですので、無くてはならない不可欠なものです。そういうことからも良いんじゃないかなあと。
さらに言うと、俗語的な意味で「不適当な扱い」みたいな意味もあるらしいんですよ。これ、ちょっとロックじゃないですか(笑)
私案=「team SHAFT」
というわけで、個人的な私案としては「team SHAFT」を非選抜メンバーの呼称として推すことにします(笑)
まあ、私が考えてもしょうがないでしょうけどw
もちろん立場によっては、競争を入れたほうが良いんだという考えもあるでしょうけどね。
でも私はやっぱり今までのみんなの個性を活かしながら、一つのものを作るという意識が好きなので、いつか全員選抜の曲がまた聞けたら良いなと思っています。
なんかいいアイディアがあったら、ぜひ教えてください(笑)