「一歩目」で感じた保乃ちゃんの魅力

一歩目で感じた保乃ちゃんの魅力 ブログ

ここ1週間ほど体調を崩しておりまして、色々と滞っておりました……。

その体調が悪くなる前日に買ったのが、保乃ちゃんの1st写真集「一歩目」。

「あらららら」「え、こんなに!?」みたいな写真もありましたが 笑、ストーリーがあって、とても良かったです。

今回はそんな「一歩目」から感じた保乃ちゃんの魅力について書いていこうかなと思います。

写真集のキモは最後にある

写真集の流れとしては、北海道(岩見沢)での卒業式後の日常から沖縄へというものですが、これが沖縄で終わっていれば、ある意味普通。でも、この写真集をグッと際立たせているのが最後です。

日本社会には「ハレとケ」があると言われます。

これは民俗学などで使われる用語で、簡単に言えば「ハレ」が年中行事やお祭り、「ケ」が日常生活です。日本社会ではこの2つを組み合わせながら、生活を送ることを大事にしてきたのだと言われます。

そして、写真集ではずっと「ハレ」が描かれます。卒業式、沖縄旅行計画期間、沖縄旅行。これは全部日常生活ではない、ハレの期間なんです。

だけど、最後が違う。

最後は「ケ」なんです。

卒業して、旅行も終わった。そして、学校を卒業したということは、日常が否が応でも変わっていくということです。

その新しい「ケ」に踏み出そうとする瞬間の不安、切なさ、これからへの期待や覚悟

そういう表情が出ているのが、一番最後のページのカットだと思いました。

つまり、これは保乃ちゃんが新しい「一歩目」を踏み出すまでのプロローグなんだと私は解釈しました。

最後のページでそれを暗示するところが、この写真集を深いものに変えていると思います。

どの写真が一番好きかと聞かれたら、私は食い気味で最後のページのカットを選びます。

ここの保乃ちゃんの表情は素晴らしいです。

保乃ちゃんの魅力は苦悩するところ

メンバーが写真集を見る動画も順次公開されていて、笑顔が良いよねとみんな言っています。

それは間違いなくそうです。

あのラーメン食べてるカットとか「すげーな」と思いましたもん(笑)

でも、保乃ちゃんがよりすごいと私が思うのは、苦悩を表現できるところです。

欅坂のときに「不協和音」の「僕は嫌だ!」のねるパートを代理でずっとやっていましたが、あれもいつも苦しそうで、本当に「僕は嫌だ!」っていう感じをいつも受けていました。

保乃ちゃんはそういうのを適当にやったりとか、こんなもんでしょという安易な妥協をしない人です。

今回の写真集でもいろいろとアイディアを出して進めたようですが、その辺りからも彼女の真面目さやストイックさを感じます。

でも、これは苦しい道です。楽ではない。

その楽を選ばないところが最後のカットに良く出ているように思います。

アイドルって、どうしても笑顔でいることが多いですよね。あるいはアンニュイだったり、セクシーだったり、ある意味で「記号的」な表情を求められる仕事です。

でも、保乃ちゃんはそういうのを安易にしないで、自分の内面からそれが出るまで頑張るタイプなのかな感じます。

だから、笑顔を見るとつられるし、最後のカットみたいな複雑な人間臭い表情ができるんじゃないでしょうか。

写真から人間的な深みを感じさせられるのが保乃ちゃんの大きな魅力だろうと、今回の写真集を見て感じました。

好きなカット

好きなカットとしては、

  • 最初の喫茶店の「よっ」的なやつ
  • ラーメン食べてるカット
  • 銭湯での1000円貸してもらって、「ごめん!」のカット
  • 寝起きスマホ見ているカット
  • サーターアンダギー発見カット
  • ダイジェストページの「しーっ」のやつ
  • 最終ページのアップカット(これがマイベスト!)

ですかね~。

ほかも、もちろん良かったですけど、特に好きなカットだと。

水着とかランジェリーとかは、ちょっと恥ずかしくなっちゃうよね(天ちゃんかよ)

「そうさっきからドキドキしてる~」(君と僕と洗濯物)

3rdは

3rdは保乃ちゃんセンターですが、できれば保乃ちゃんのこういう「人間的立体感」が出るようなものだといいな~と思っています。記号的なものじゃなくて。

彼女には複雑で、深いものを表現する力があります。それは櫻坂全体にも言えますが。

真面目で考えすぎてしまうところもありそうなので、あまり思い詰めないでほしいとは思いますが、その考える力は保乃ちゃんの大きな強みです。

人間は複雑です。そんな簡単なものじゃない。

その簡単じゃないところに、人間の面白さがある。

そういうものを表現できる力が保乃ちゃんにはあるし、表現していってほしいなと個人的には思っています。

というわけで、皆さん、ぜひ「一歩目」買ってください!

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