藤吉夏鈴は櫻坂に不可欠である

藤吉夏鈴は櫻坂に不可欠である 櫻坂46メンバー紹介

今日は夏鈴ちゃんの20歳の誕生日です!

おめでとう!

夏鈴ちゃんが好きだよ~みたいなことはこの前も書いたので、今回は違う面から櫻坂にとっての夏鈴ちゃんの必要性を考えてみたいと思います。

世界を目指す=普遍性

最近あまり聞かなくなってしまいましたが、櫻坂のメンバーが「世界の人に楽しんでもらえるように」という趣旨のことを言っていた時期がありました。

これは櫻坂が少なくとも1stから2ndにかけて、将来的な目標として世界に向けてというものを考えていたことをうかがわせます。

また、櫻坂という名前をメンバーに発表した時に運営(今野さん?)が「日本を代表するアイドルグループになれるように」という意味もあると言っていた記憶があります。

加えて、海外向けの番組である「SONGS OF TOKYO」に坂道としては初めて出演するということもありました(特番時代は乃木坂、欅坂の出演あり)。

この辺りから、海外をある程度意識しているのだろうと私は考えていました。今はどうなってるのか分かりませんが……。

で、世界に向けてということを考えると普遍性が大事になると私は思います。

つまり、いつの時代のどこの国の誰が見ても「これはすごいね」と言ってもらえるものです。

音楽は今のような文明が築かれる遥か前から人類が楽しんできた非常に普遍的なもので、誰しもが楽しめる魔法のような存在です。

そして、それを媒介にして、演者が自分の思いを聴衆に強い力を持って伝えることが出来るのです。

私は櫻坂には、そういう普遍性のある音楽を発信していって欲しいと思っています。

彼女たちにはそれができるポテンシャルがあるからです。

そういう普遍性を持たせるのに、夏鈴ちゃんの存在は不可欠だと私は思います。

偶然の答えに見る夏鈴ちゃんの表現方法

私は偶然の答えのMVがとても好きなのですが、あれって日本語分からなくても伝わるのが凄いんですよね。

ドラマ仕立てなのもあって、何となく話の流れは分かるし、夏鈴ちゃんの感情もとてもよく伝わってきます。

夏鈴ちゃんはすごく素直な人なので、感情が乗った時に伝わってくる力がとても高いのです。

だから、夏鈴ちゃんにはああいう心理的な機微を表現するMVはとても合っていたなと感じます。

涙も印象的ですが、歌が終わったあとの「リコ」との再会シーンがすごく良いんですよねえ。これはセリフなので日本語分からないとちょっと難しいですが。

リコが飼っている犬(モモ)に彼女への思いを仮託するしかない切なさ。「カワイイね」と、もうモモにしか言えないのです。

欅坂時代を含めても、三本の指に入るくらい好きなMVの1つです。

表現方法や得意なもの、魅力は人によって違いますが、夏鈴ちゃんはやっぱり表現に全身全霊なところが魅力的だなと思います。

そして、こういう表現方法は「これを表現したいんだ」という思いが大元にあるので、普遍的に人に思いを伝える力があります。

だから、夏鈴ちゃんは櫻坂に不可欠です。

いつどんな時に誰が聞いても魅力的な音楽を

普遍性のある音楽というのはとても難しいし、そんなに例があるわけでもありません。

例えばビートルズはロックにおけるゴールデンスタンダードであり、極めて強い普遍性を持っています。なんせ、洋楽なんてほぼ聞かない私でも聞きますからね(笑)

ビートルズは天才の集まりみたいものですから、それを(曲を作るわけではない)アイドルグループである櫻坂に求めるのは酷でしょうし、全部が全部普遍的な曲なんて現実的には不可能でしょう。流行り曲は流行り曲で、いいところもあります。

それでも、みんなには普遍性を目指して欲しいと思っています。こんなもんでいいでしょとなったら、そこで終わってしまうので。

夏鈴ちゃんはwithのインタビューで「櫻坂46がパフォーマンスのプロ集団だと思われる時代が来る日を目指して、今私たちは頑張っているんだと思う」と言っていました。

櫻坂46として生きる“強い覚悟”明かす「唯一無二のアイドルグループが語るプロ論」 - with online - 講談社公式 - | 自分らしく、楽しく
改名という、アイドルとしては前例のない道を歩む決断をした櫻坂46。改名から約10ヵ月、それぞれが櫻坂のプロとして、また新たな輝きを発信する中、1期生、2期生合わせて5人のメンバーに、あらためて櫻坂46として生きる決意と覚悟について聞いた。

パフォーマンスで人に思いを届けたいということだと思うんですけど、これは櫻坂が目指すべき道だと私は考えています。

パフォーマンスには必ずしも言葉が要らないので、まさに世界の人に届けることが出来るものです。

アイドルの楽曲は歌詞やメロディー、アレンジだけでは完成せず、そこに映像やパフォーマンスが入って、ひとつの世界観、作品として完成する要素が強いです。

夏鈴ちゃんは同インタビューで「こだわりが強い・主張するほう」だと語っていますが、ぜひパフォーマンスのクオリティや内容にこだわり続けて欲しいなと思います。アート面を伸ばしたいとも言っていて、櫻坂のこれからのカギを握っているメンバーの一人だと感じます。

森田ひかる・藤吉夏鈴 櫻坂46 2期生が語る「ギリギリで生きることの快感について」 - with online - 講談社公式 - | 自分らしく、楽しく
改名という、アイドルとしては前例のない道を歩む決断をした櫻坂46。改名から約10ヵ月、それぞれが櫻坂のプロとして、また新たな輝きを発信する中、2期生のメンバーに、あらためて櫻坂46として生きる決意と覚悟について聞いた。

夏鈴ちゃんの存在が櫻坂を普遍的な唯一無二のグループに押し上げる原動力になるはずです。

私は櫻坂を並のアイドルグループで終わらせていいとは思っていません。こんなもんじゃないだろう!と。彼女たちはもっとできます。絶対に。

櫻坂には魅力を活かし、パフォーマンスを磨き、深みのあるメッセージを伝えることにこだわる「記憶に残る」アイドルグループになって欲しいです。

運営側や主流のファンはそうじゃなくて「普通のアイドル」を目指しているのかもしれませんが、もう少し諦めずに、私は櫻坂に期待したいです。

そして、夏鈴ちゃんがいることで、私は櫻坂に期待し続けることが出来ています(夏鈴ちゃんがいるからだけではないですが)。

これからの夏鈴ちゃんがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。私はとても楽しみです。


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