先日のそこさくで3rdシングルのフォーメーションが発表されました。
アルバムじゃなくて、普通に3rdでしたね(笑)当たらぬ妄想w
ここで変化を入れてきたことでグループのこれからは大丈夫かなとやや不安になったのが正直なところでした。
3rdシングルチーム分け
櫻エイト
小林由依(3作連続3作目)
菅井友香(3作連続3作目)
土生瑞穂(初)
渡辺梨加(初)
渡邉理佐(3作連続3作目)☆
田村保乃(3作連続3作目)★
森田ひかる(3作連続3作目)☆
山﨑天(3作連続3作目)
※★表題センター・☆カップリングセンター
櫻エイトは土生ちゃん、ぺーちゃんが初めて選ばれ、みいちゃん、夏鈴ちゃんが外れました。これはちょっとびっくりでしたね。
また、表題センターは保乃ちゃんに。
一期生5人(かつ全員2列目)、二期生3人となりました。人数では一期生を増やしましたが、フロントに二期生3人を置くかたちで、二期生主体を目指した印象です。
チーム田村(前チーム森田)
小池美波(←櫻エイト)
大園玲
武元唯衣(←チーム藤吉)
藤吉夏鈴(←櫻エイト)
松田里奈
守屋麗奈
表題担当チームです。一期生1人、二期生5人と二期生主体に。今まではバランスを取っていましたが、こちらも二期生にかじを切った印象を受けます。
チーム理佐(前チーム藤吉?)
上村莉菜
尾関梨香
守屋茜(←チーム山﨑)
幸阪茉里乃(←チーム山﨑)
関有美子
前作の夏鈴ちゃんチームが主体と思われるチームです。
一期生3人、二期生2人で、センターも理佐なので一期生主体チームと言えそうです。
チーム森田(前チーム山﨑?)
齋藤冬優花
原田葵(←チーム藤吉)
井上梨名(←チーム森田)
遠藤光莉
大沼晶保
増本綺良
前作の天ちゃんチームがベースのチームと見られます。ただし、今回はこのチームが共通カップリングを担当すると思われます。
一期生2人、二期生4人、うち新二期生が3人と3列目は新二期生主体の人選という印象です。
1期生 | 2期生 | |
櫻エイト | 5 | 3(3-0) |
チーム田村 | 1 | 5(3-2) |
チーム理佐 | 3 | 2(1-1) |
チーム森田 | 2 | 4(1-3) |
3センターを変えたのは意外
正直なところ、4thくらいまでは森田・藤吉・山﨑の3センターは変えないのではないかと思っていたので、この変化の付け方は予想外でした。
まだ3作目にも関わらず表題センターを変えてきたのは、コンセプトの見直しがあったのではないかと考えてしまいます。
前にブログで書いたように、
森田→信念
藤吉→情緒・日常
山﨑→希望
といった感じで3曲で一人の人間を表す1セットのような印象を私は持っていました。
そして、それぞれのセンターはその雰囲気に合っていると思っています。
特にるんちゃんには櫻坂のコアを任せているんだと思っていました。
ところが、今回はこれを刷新して、3センターは田村(表題)・森田(C/W)・理佐(C/W)になりました。
曲を聞いてみたり、MVを見てみないと何とも言えませんが、2ndまでとは方向性を変える可能性があります。少なくとも3曲1セットにするならセンターを変える必然性は無いわけで、どうするつもりなのかなと思いました。
そもそもコンセプトなんて無くて、行きあたりばったりで作ってるのかもしれませんが。
誤解のないように書いておくと、別に保乃ちゃんや理佐がセンターに向いていないとか言いたいわけではなく、運営側に人選への明確な意図があるのかが不安という感じです。
露出・人気重視?
櫻エイトに土生ちゃん、ぺーちゃんを選出して、みいちゃん、夏鈴ちゃんを外したこと、センターに保乃ちゃん、理佐を新たに選んだことから、人気度や露出度を重視したことも伺えます。
保乃ちゃんは写真集出しますし、理佐は言わずと知れたnon-noモデルです。
天ちゃんはviviのモデルになりましたし、るんちゃんもarで連載を持っています。
土生ちゃんはJJの専属モデル(ただJJがwebに移行したので最近はCLASSYへの掲載が多い)、ぺーちゃんもRay専属、LARMEモデル(レギュラーかは不明)です。ゆっかーは女性誌ではありませんが、日経エンタテインメントで連載を持っています。
つまり、櫻エイトは保乃ちゃん以外はモデルないし連載持ちであり、保乃ちゃんも写真集メンバーでありミーグリの成績も良好なので、人気・露出度が高いメンバーであると言えます。
まあ、言うても前からこの傾向にはあるんですが(みいちゃんも写真集メンバー)、夏鈴ちゃんはコンセプト的に特に必要だということで選ばれていたんだと思うんですよね。
その夏鈴ちゃんを櫻エイトから外したのは、夏鈴ちゃんがダメだったとかそういうことではなくて、コンセプト、櫻エイトに求める価値観が変わってしまった可能性を示唆しています。
みいちゃんにしても、すごく熱いものを持っているメンバーで、みいちゃんがいることでパフォーマンスに奥深さが出るんですよね。みいちゃんには弱さゆえの強さがあるので、世界観に深みが出るんですよ。だから、パフォーマンスで多大な貢献があったと思っています。
曲が分からないので、どういうコンセプトになったのかはまだ分かりませんが、人気重視になったことは間違いないように思います。
これは一抹の不安です。
内輪に閉じてしまわないか
私が怖いのは、櫻坂がこのまま内輪に閉じこもってしまうことです。
人気を重視するというのは、既存のメンバーに付いているファンを重視するということであり、新しい風が吹きづらくなるということです。
3列目にしても、武元ちゃんが入りましたが、武元ちゃんは1stでは表題チームだったので出戻りという感じです。
根本的には箱推しを増やさないとファンの強度が増さないわけですが、どうもそれを考えているようには思えません。
短期的には確かに人気を重視すれば数字は上がるかもしれませんが、残念ながらいくら人気メンバーでもずっとグループにいるわけではないので、メンバー人気に依存したグループを作ると中長期的にはファンの強度や安定感が下がることになります。
ファンの強度を増すには、グループのファンを増やさないといけないのです。それには人気だけではない、グループとしての信念やコンセプトが絶対に必要です。
夏鈴ちゃんセンター、天ちゃんセンターがあった意味は櫻坂らしさを模索する一つの表れであったと私は思います。
特に天ちゃんセンター曲は、天ちゃんの持つ開放性を活かすかたちで希望を歌っていて、今後の櫻坂らしさのキーになるんじゃないかと思っていました。
それをやめた先に何があるのか?明確な道筋があるのか?
内輪に閉じこもって、既存のファンだけが盛り上がるグループになってしまわないか。そこが今の不安です。
櫻エイトの是非
私は櫻エイトシステム自体は肯定的に評価してきましたが、単に人気重視でそのメンバーを構成するなら意味がないと思います。
パフォーマンス力、コンセプトとの合致、人気といった要素を組み合わせて、櫻坂らしさを出せるメンバーを選んでこそ櫻エイトシステムには意味があると思っています。
どの楽曲でも根底にある櫻坂らしさを出せるようになったとき、櫻エイトシステムは大きな強みになるはずです。どの曲でも櫻坂らしさが同じイメージ、同じクオリティで出せれば統一感を与えることができ、グループのファンを増やすことにつながるからです。
もっとも、その櫻坂らしさはまだ模索中なわけですが。
しかし、これが単なる人気重視になるのなら、乃木坂でやっている選抜とさして変わりません。
人気重視なら、櫻エイトシステムを全曲で採用する意味はほぼないと思います。
メンバーが人気ばかりを追い求めるようになってしまったら、グループとしての統一感は失われていってしまうでしょう。それはひいては、グループ力の低下を招きます。個人商店が集まっているだけの集団は組織されたグループとは呼べません。
櫻坂が掲げる価値観とは何なのか。この人選で私は分からなくなりました。
まだ変化が一作だけなので断定的判断はしかねますが、3rdで櫻エイトシステムの意義は大きく低下したように感じます。
むしろ、ユニットが作れないなどの弊害だけが強調されてしまっています。
もはや何がしたいのか不明瞭になりつつあるのです。
ひとまず、私が前から主張しているカップリングでのフォーメーション崩しをするのか否かに注目したいです。(洗濯物ぐらいはしてほしい)
とりあえず曲聞いてみないと
とはいえ、楽曲を聞いてみないことには色々と判断しづらいです。
楽曲的にこの体制に意味があると感じられれば不安は払拭されますからね。
私はコンセプト・世界観オタクであり、箱推しなので、メンバー付きのファンとは感覚が違うんだろうと思いますが、こんなやつもいるということで、一つご勘弁いただきたいと思います。
楽曲自体はティザー映像を見る限り、今までの路線を踏襲しているような感じがするので、楽しみです。
新しく選ばれたメンバーも、悔しい思いをしたメンバーも、自分を大切に活動していってほしいです。
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