前編では、私が欅坂にどっぷりはまったときには2期生がもういたので、違和感とかはなかったんですよ~という話をしました。(前編はこちら)
今回はその続きです。
2期生は欅坂のファンだったから
新2期生はちょっと分からないですが、2期生は基本的に欅坂志望の子が配属されたと言われています。
なので、1期生たちが作ってきた欅坂を好きで入ってきてるわけですよね。
今回の改名で1期生がよく言っているのが「グループのイメージ」というキーワードです。
欅坂=平手友梨奈というのもそうでしょうし、反抗、暗いとかのイメージもそうでしょう。
1期生はやっぱり乃木坂に憧れてオーディションに参加してた部分もあったと思うので、欅坂がこういう感じになるとは思ってなかったと思うんですよ。
自分たちで作ってきたものとはいえ、そこには色んな気持ちがあると思うんです。誇り、戸惑い、苦しみ、楽しさとか。
だから、常にそれに負けないように自分たちを奮い立たせて、走ってきたけれど、気づけばその自分たちの作ってきたものが、プレッシャーや足かせになっていたという感じなのかなと思います。
特にこれからは、ファンの持つ漠然とした欅坂らしさというイメージにも対峙しなくてはいけない。それを2期生に背負わせていいのか。自分たちは楽しめるのか。
インタビューとかを見てるとそういう思いが欅坂の改名を各々が納得していったプロセスなのかなという感じがします。全員がきれいに受け入れているのかは分かりませんが。
一方2期生は、そういう欅坂が好きで入ってきてるので、イメージの是非に苦しむということは無かったのかなという気がします。それが好きだったわけですからね。むしろ、自分たちが好きだった欅坂のイメージを壊してはいけないと言う方が強かったんじゃないかと思います。好きゆえに。
なので、改名には1期生とは違う思いがあると思います。欅坂が好きで入ってきている分、ファンに近い感覚を持ってる感じがするんですよね。
るんちゃんがインタビューで「やっぱり欅がいいなと(他の2期生と)話したりもするんですけど」と漏らしていましたし(blt graph vol.58)、保乃ちゃんも「欅坂46のままでも私たちもっと頑張れるし、やりたいのに」と思ったと言っています(クランクイン・インタビュー)。
簡単に言えば、「欅坂らしさの是非」で悩んだ1期生と、「欅坂でなくなる不安」を持つ2期生という感じでしょうか。
ファン目線というか私の感覚だけで言えば、やっぱり2期生の感覚のほうが近くて、2期生が素直に「完全に前向きではない」、「寂しい」とか言ってくれると救われる思いがします。
メンバーも同じ気持ちなんだっていうのは、ファンとメンバーが欅坂愛でつながっているように思えて、やっぱり嬉しいので。
このブログではてちたちが離れた後、改名が発表になる前、「表層を継承してもしょうがない。コアを継承して、そのうえに今のメンバーだからできる新しい魅力を加えていけばいい」と書きました。これは今も変わっていなくて、表面的な路線(曲調や歌詞)にはあまりこだわっていません。
でも、欅坂が大事にしてきた「楽曲表現やパフォーマンスに力を入れること」などは続けていってほしいと思っています。
そのときに2期生の「ファンだった」という視点はめちゃくちゃ重要だと思うんです。1期生は自分たちが当事者であり、グループを外から見ることがあまりなかったと思うので、ファンがいかに欅坂のことを評価しているかを理解しきれていないところもあると思うんです。
でも、2期生はファンだった時代があって、ファンがどういう風に欅坂を見てきたかを知っている。欅坂がいかに人を救ってきたかを知っている。いかにパフォーマンスが素晴らしいかを知っている。
その視点は、新しいグループ名になって活動をしていくうえで、大きな土台になるはずです。
だから欅坂の魅力を知っている2期生は、これからの希望だと思うのです。
(後編へ続く)
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コメント
[…] そんな2期生たちになぜ私が感謝や期待を感じているか。次はその話をしたいんですが、長くなったので「中編へ続く」(キートン山田風) […]
[…] (前編 中編) […]