思ったよりも寂しくない⇔夜明けの孤独

思ったよりも寂しくない⇔夜明けの孤独 櫻坂46楽曲紹介

昨日、天ちゃんセンターの「思ったよりも寂しくない」MVが公開されました!

1stのBuddiesに続いて、メンバーの笑顔が印象的なMVでしたが、「これはどういう意味だろう?」と考察したくなるようなポイントもあるMVで、見ていて面白かったです。

今回はそんな「思ったよりも寂しくない」の感想です。なんか思い出したのは「夜明けの孤独」でした。

思ったよりも寂しくないを文章にすると?

歌詞を文章っぽくすると、下のような感じになるかなと思います。

違う道を選んだから、わたしは孤独になった。その道はとても怖くて闇深い場所だと思っていたけれど、目には見えない愛や縁がそこにはあって、一人で生きていても誰かの温もりがあった。だから、あなたも一人でも生きていける。誰かのつくった正解を求めたって、そんなのすぐに変わっちゃうんだから、自分の好きなところに向かって行けばいいんだよ。大丈夫。一人は思ったよりも寂しくないよ。あなたはどこへだって行けるんだ。

「愛や縁は狙って得られるものじゃない」、「陽だまりを求めたって、陽だまりはどこかへ行っちゃうよ」という部分が個人的には印象的でした。

孤独の意味

歌詞の中に「誰もが恐れていたんだね 孤独という名の闇」というのがあると思いますが、「孤独」と聞いて思い出したのは欅坂時代の「夜明けの孤独」でした。

これはてちのソロ曲で、私はすごく好きなのですが、この曲では「群れにいたら何も始まらない。孤独にならなきゃダメなんだ。命の使い方は自分で決めたい」というようなことが歌われています。

夜明けの孤独では「何を捨てればいい」、「どこかに消えてしまいたい」とあまりポジティブな感情にはならないような歌詞になっています。(でも逆にネガティブが結果的にポジティブを呼ぶこともあって、私は欅坂のそういうところに救われてきたのです)

実際、みんなと離れて孤独になる、一人になるというのは、寂しい、怖いといったネガティブな感情を抱くことが多いです。

に対して、「思ったよりも寂しくない」では実際に孤独になってみた後のことを描いているように思いました。

そうしたら、「意外に寂しくないし、人の温かさを感じることもできた」ということだったんじゃないでしょうか。

「今日は昨日よりも強くなる」(夜明け)→「覚悟してたより平気だった。意外に強かったんだ」(おもさび)とかも、似たというかその後を描いているような気がするのです。

MVの意味

MVの考察はあんまり深くできていませんが、一人になることに対して感じていた恐怖心を仲間といることで克服して、一歩踏み出すさまを描いているのかなと思いました。最後ドアを開けたあと、みんなバラバラに歩き出したように見えたので。

印象的だったのはカメラですよね。

天ちゃんが撮影した映像がMV内でも使われていますが、みんなを撮影しているときにも少し浮かないような表情をしていて、「そばにいてほしかった」というポエトリーリーディングみたいな部分もあります。この辺は天ちゃんが持っている、ある種ダークでミステリアスな雰囲気が上手に出ているなあと思いました。

最後に撮影していたカメラが置き去りになっているんですよね。

なので、カメラは思い出であり、自分の弱さや恐怖心の象徴だったりしたのかな?と感じました。

みなさんはこの曲、このMV。どう解釈しましたか?

私は改名があってもグループとしては地続きだと思っていることもあって、欅坂とのつながりで解釈する癖があるのですが(笑)

今回も三者三様

これで2ndシングルのMV3本が出そろいました!

BAN、偶然の答え、思ったよりも寂しくない。

今回も三者三様、違う部分を表現するシングルになっているなと思います。

テレビとかでのパフォーマンスが楽しみです!


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