先日、櫻坂の海外ファンのコミュニティである「Sakuzaka central」さんが運営している「Sakurazaka 101」で、海外ファンによるアンケート調査の結果が公表されていました。
これ、2020年にも1度やっていたので、実施は2回目ですね。
もちろんランダムサンプリングなどをしているわけではないでしょうから、統計的にどれだけ有意かは何とも言えませんが、600以上の回答があることからTwitterユーザーに限れば、一定の信憑性があるデータといって差し支えないのではないかと思います。また、使っている言語やSNSによってデータに大きな差異が生じるとは考えづらいので、傾向としては海外ファン全体の傾向と考えても大きくは間違えていないだろうと思っています。
なお、データを見ると回答者は東南アジア系の国の方が多いようです。やっぱりアジアで受け入れられやすいのかなと思いますね。
基本的には、日本のファンの傾向と大きくは変わらないのですが、細かいところでは違いがあるので、そういうところについて、少し自分なりに解釈していきたいと思います。
▽調査結果はこちらから（2020年版は英語のみ）
人気とセンター
日本で単純にアンケートをとると、理佐かるんちゃんが1位になりそうですが、海外ファンのアンケートでは夏鈴ちゃんが1位でしたね。（2020年版では理佐が1位で、夏鈴ちゃんは5位）
ただ細かい入れ替わりがあるだけで、日本国内と大きな傾向としてはあまり違いはなさそうです。
一方で、「センターになってほしいのは？」については、表題、カップリング共に1位がゆいぽんでした。
ゆいぽんは人気（正確には推しメン）ランキングでは4位でしたが、センターにふさわしいと感じているファンが多いようです。人気だからセンターにしようとならないあたり、日本のファンより櫻坂のこと理解しているなと思います（色々な人に怒られそうｗ）。
いずれにせよ、パフォーマンスに強みがあるメンバーが人気になる傾向があるんだと思います。あと、ジェンダーレス的な部分もあるのかな～と思ったりもします。女の子女の子している子というよりは、そういうのを意識させない子というか。いい意味で、Theアイドルではないタイプのほうが、よりウケるのかなという気はします。
好きな曲
お気に入りの表題はBANが1位でしたね。これも日本国内と傾向は同じ。ただ、過半数近いので、日本国内よりも人気度合いはもしかしたら高いかもしれません。
全体的に、曲とかは日本国内とそんなに受け止めは変わらないのかなという印象でした。
気になるところ
2020年版と2022年版を比較して気になるところとしては、「櫻坂のどこに惹かれたか？」の質問です。2020年版では「What got you into Keyakizaka46/Sakurazaka46?」（欅坂／櫻坂のどの部分にハマりましたか？）を同様の質問だと解釈しています。
2020年版では改名して間もない時期だったので、欅坂と区別せず質問されていますが、2つを比べると2022年版では「コンセプト（世界観）」が下がり、「メンバーの個性」が上昇しています。
トップは変わらず楽曲です。
櫻坂になってから様々なタイプの楽曲をやるようになり、欅坂時代とは違って、1つの確固たる世界観を提示するというやり方をとっていないのが反映されたような結果だと思いました。
逆に、メンバーの個性やパーソナリティに注目する人が増えているようです。グループとして表現するものに自由度が増した分、それぞれのメンバーが個性をきちんと発揮できるようにすることが求められているんだろうと感じます。
一方で、櫻坂になっても楽曲人気があるというのは嬉しい結果なんじゃないでしょうか。
楽曲のクオリティを落とさず、これからも製作していってほしいです。
おわりに
こういうアンケート調査は面白いですよね。
まあ、日本国内でもやろうと思えばできるでしょうが、それなりのリテラシーがある人がデータを扱わないといけないと思うので、信憑性があるものにするには少しハードルがあるような気がします。
特に人気ランキングみたいなのは扱いが難しいので。
全体的に見て、「日本国内と全然違う！」みたいな結果ではないので、だいたい同じような気持ちで櫻坂を応援しているんだなというのが分かって、面白かったです。
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