今日は、天ちゃん(山﨑天)の15歳の誕生日です!
おめでとう!
天ちゃん、まだ15歳なのか~(笑)
天ちゃんは最年少らしい部分と大人な部分が共存した、とても魅力的なメンバーです。
そんな天ちゃんの大きな特徴は「自分の世界観」をしっかり持っていることだと思います。だから、私は天ちゃんは「欅坂イズム」の継承者だと思っているのです。
欅坂イズムとは?
欅坂っぽいとはどういうことか、というのはよく語られるのですが、分かりやすく確固としたものはないと個人的には思っています。
欅坂はかっこいいとよく言われますが、かっこいいという言葉ほどあいまいなものはありません。自分を貫くのがかっこいいという人もいれば、引き際が潔いのがかっこいいという人もいるでしょう。同時に対義語の「かっこ悪い」は数ある酷評の中でも、最悪な評価と言えます。特に音楽でかっこ悪いと言われたら、もう終わりと言えるぐらいです。
音楽的なことを言えば、低音(ベース)が強くて、グルーヴ感のあるものをかっこいいと感じる気がします。でもこれもあいまいで、人によるとしか言えません。欅坂はほかのグループに比べて、確かに低音が強く、明るくキャピキャピした曲が少ないので、その辺でかっこいいという評価が出ることが多いのかなと思います。
さて、では欅坂らしさとは何なのか。
なぜ多くのファンは欅坂をかっこいいと思うのか。
かっこいいとは何か?
私の仮説は「自己表現がしっかりできる人」をかっこいいと思うのではないかというものです。
つまり、「自分はこういう人間だ」ということを堂々と言えること。卑下もせず、えばりもせず、ただ堂々と言えること。
これがかっこよさなのではないでしょうか。「こうしたいんだ!」という思いも、自分の弱さも、戸惑いも、欠点も。それをさらけだして、「自分はこうなんだ」ということを表現できる人はかっこいいのではないでしょうか。
そして、今までの欅坂にはそういう要素があったから、「かっこいい」という評価がなされてきたのではないでしょうか。
「君も自己表現をしていいんだ。何も恐れることはない」
これを「欅坂イズム」とでも呼ぶことにします。
(なので、必ずしも大人や社会への反抗である必要はないというのが私の持論です)
天ちゃんの意思の強さ
天ちゃんはインタビューなどを読んでいても、非常に達観している部分があって、ものごとを客観的に見ることができる子だなと感じます。
自分のグループ内での立ち位置とかもよく考えていて、改名決定前の段階で2期生で一番グループへの危機感をあらわにしていたのも天ちゃんです。「自分もグループも、変わらなきゃいけない」というのは何度も目にした気がします。映画のパンフレットの46問46答でも「グループの好きなところは?」にこの思いを踏まえた回答をしていました。
特にBUBKA(2020年5月号)でまつりちゃんと受けていたインタビューで、これからの欅坂の目標は?という質問に「欅はまだ目標をたてられるところまでいっていない」というようなことを言っているのにはびっくりしました。自分のことじゃなくて、グループのことですからね。それを最年少の子が言うところに「強さ」を感じたのを覚えています。
自分たちは今こういう状況にあって、変えていかなきゃいけないんだというのを堂々と言えるのは、まさに「欅坂イズム」だと思います。
欅坂→櫻坂
天ちゃんにはそういう自分をしっかりと持つ強さがあるからか、存在感があって、パフォーマンスでも目を引きます。
誰鐘でも「一斉に口をつぐんで」のところで抜かれるのが恒例で、目力にいつも引き込まれています。
もっとも、櫻坂に改名されたあと、欅坂イズムが継承されるのかは分かりません。
ただ、平手友梨奈のパーソナリティに影響された楽曲が多かったがゆえに、ああいう「主張」や「孤独」といった要素が前面に出ていたのだとすれば、これからは違う側面で「欅坂イズム」を出していけばいいと私は思っています。
それは「弱さ」だったりするのかもしれないし、ほかの要素かもしれません。9th関連の楽曲に対してはいろんな感想を目にしますが、私は欅坂イズムがあると思っています。
いずれにせよ、「私はこういう人間なんだ」というものを肯定していくような楽曲なら、それは欅坂イズムを継承したものだと私は思います。
逆に曲調や声質の高低は些末な問題だといつも感じます。表面的なことにばかり目を向けていると、大事なものを見落としてしまうと思うんです。
天ちゃんはきっとこれから、グループを引っ張っていく存在になります。
そのときに、天ちゃんの持つ「自分軸の強さ」はグループを支えるはずです。
そして、もし欅坂イズムがグループとして継承されていくのなら、天ちゃんはその「イズム」を継承する最強のメンバーになる。
私はそう確信しています。
Twitterもやっているので、ぜひフォローしてください!