もんちゃんは、たぶん不器用なんだろうなって思っていました。自分も不器用なタイプなので、何となくそうかなって。
手を抜いたり、適当に流せばいいことまで、一生懸命にやったり、考えたり、悩んだり。私はそうなんですけど、もんちゃんはどうでしたか?
不器用だとバラエティーや握手会みたいに、ある意味嘘をつかなくてはいけないようなことはすごく負担だったかもしれませんね。楽しくなくても笑ったり、明るくふるまわないといけないから。それを自然にできる人もいれば、思うところはありながらも上手に切り抜ける器用な人もいる。でも、もんちゃんはきっと不器用でそれがうまくできなくて、悩むことが多かったんじゃないかなって思います。
ブログでの「アイドルとして足りないことが多すぎて」というのは、そういうことかなって思っています。もんちゃんが思い描いていた理想が、自分に嘘をつけない正直で不器用なところによって、どんどん遠くに離れていってしまったのかなって。
だから、もんちゃんはパフォーマンスにいつも全力を注いできたんじゃないですか?
もんちゃんにとって、欅坂46での最大の存在意義はあのパフォーマンスだったんじゃないですか?
人を感動させて、時にはしびれさせる、あのパフォーマンス。ファンはみんな大好きだったと思います。
でも、それすらも、もんちゃんの中では満足いくようにできなくなってしまっていたんですね。
これは私たちには分からない世界です。東京ドーム公演でのパフォーマンスはみんな褒めていたし。
すごくつらかったと思います。自分の存在がまるで失われていくようだったかもしれません。
でも、もんちゃんのそんな素直で不器用なところは、とっても魅力的でした。パフォーマンスでのクールさとバラエティーで見せる独特な反応。「真顔から笑顔」を振られて「いやです」と拒否したのには大爆笑しました。すごく、もんちゃんらしかったです。オダナナとのペアロケは本当に楽しそうでしたし、KEYAKI HOUSEでもすごく活き活きとしていました。
それに、メンバーのことが大好きなのも伝わってきていました。2期生とも遊びに行ったりしていましたもんね。
まとまらなくなりそうなので、この辺で。
不器用だったろうに頑張ってくれて、ありがとう。心身を削りながらやっているようなパフォーマンスは欅坂の最高の宝物でした。私はすごく勇気づけられていました。
どうか欅坂での時間が、もんちゃんにとって良いものになることを願っています。
ブログでは「どこかでまたお会いできたら嬉しいな、なんて」と書いていたので、待っていてもいいですか?
いつか、また。