昨日、るんちゃんセンター曲の「車間距離」が解禁されました。
90年代の香りがする、オシャレな感じの楽曲で、今までのるんちゃんセンターメイン曲とは曲調を変えてきました。私は結構好きですね～。っていうか、4thは今のところ全部好きですねえ。
単純に考えれば、恋愛の駆け引きや人間関係の曲で、そういう解釈でもまったく問題ないと思いますが、私はずっとるんちゃんセンター曲はグループメタ路線で解釈してきているので、今回もそういう感じなのかな～と思って聞いていました。
ということで、今回もそのスタンスで記事を書きます（笑）なので、たぶん珍しい解釈をしていると思います。
場面設定・用語
場面設定的には、高速道路を走っているときに急に前に割り込んできた煽り運転をしてくる車と自分との距離感を歌っていますね。
普通に考えるとめっちゃ嫌ですよね（笑）
高速道路走ってて、急に割り込まれるわ、車間距離おかしいわ、急にハザードつけるわ。私ならこんな車からは一刻も早く逃げたいですｗ
主人公は誰か？
この曲の主人公は主体性を強く持っていることがうかがえます。
「気まぐれに振り回されたくない」「まっすぐか曲がるのか それはわたしの判断」「自分のペースで行きたいだけ」「追いかけてるばかりじゃわたしじゃなくなるようで」「付いていくかは行き先次第よ」
相手のことはともかく、どうするかはわたしが決めるというのが強く出ていて、これは欅坂から一貫した主人公像でもあります。僕ではないですが、自分の芯を強く持っているというのは変わらない特徴です。これはそういうメンバーが多いからというのが理由な気がしますが。
あと、るんちゃんのパーソナリティとも合っていると思います。Dead endのときも似たようなこと書きましたが、るんちゃんって泰然自若な感じがあって、周りはともかく自分は自分というのが強いように感じるメンバーなので、こういう歌詞は合っているな～と思います。
秋元氏は「誰が歌うか」を重視していると何度か言っているので、今の櫻坂、ないしるんちゃんはこういう歌詞が合うと判断しているんだと思います。
で、グループメタ路線で解釈すれば、主人公は櫻坂46そのものでしょう。
煽っているのは誰か？
歌詞では煽ってくる迷惑野郎の「前の車」の人ですが、違う見方をすれば、距離感を上手くつくれないかわいそうな人とも言えます。
主人公はこの前の車に対して、怒っている様子は無く、どちらかといえば「困った人ねえ」とあきれてる感があります。でも逃げないあたり、嫌ってるわけでもなさそうです。
また、「ハンドル握ってるのは誰なのか分かってる」とも言っています。要は知っている人ということです。
なので、これはファンのことなのかな～と思いました。
私も含め、ファンは色々言うじゃないですか。あーだこーだと。それは彼女たちにとってみれば煽りみたいなもんなのかなと（笑）
適切な距離感とってないと危ないぜと。近すぎればぶつかっちゃうし、離れすぎれば、別の車が入ってきてしまう。いい感じの距離感が必要なのよってわけです。
アイドルはファンに支えられている一方で、ファンの奴隷ではないわけで、それが「付いていくかは行き先次第よ」とかに出てる気がします。
話は聞くけど、その通りにするかはこっちで決めるからという。
でも、大切なのは「目的地が一緒ならそんなに近づかなくていい あなたのこと見失わないよ」という歌詞かなと思います。
目指すものが同じなら、そんなに距離感詰めなくても大丈夫だよ。わたしたちはファンのことを見失ったりしないから。もっと信じていて。
みたいな。
英語部分
最初と最後にるんちゃんの英語セリフが入っています。
最初は「Try me」、最後は「Just try」か「Just drive」ですね。
Try meはスラングで色んな意味があるみたいです。誰かを後押しする意味で「やってみなよ」という意味なこともあれば、挑発で「やれるもんならやってみろ」という意味になったりもするようです。
Just tryは「とりあえずやってみようぜ」みたいな感じですね。「Just drive」なら「運転してるだけ」みたいな感じでしょうか。
この解釈は難しいですね～。目的語がないので。
「やってみなよ」－「とりあえずやってみようぜ」で考えれば、そういう距離感のつかみ方も走ってみないと分かんないんだから、とりあえず一緒に走ってみようよみたいな解釈はできます。あるいは「グズグズ言ってないで、いい距離感で走れるように頑張ってみなよ」かもしれません。
「やれるもんならやってみろ」－「運転してるだけ」なら、「煽りたいなら煽ってみろ、どっか行っちゃうかもよ。こっちは運転してるだけだからね」みたいに解釈できるかな～と思います。
どっちかは何とも言えませんね。どれでもないかもしれないですしね（笑）
るんちゃんの声はいい
いやしかし、るんちゃんの声はいいですね～。（何回書いてるんだこれｗ）
櫻坂でセンターをやっているメンバーって、声に個性があるメンバーが多いように思います。リアリティの声をしているというか。
上手い下手というよりは、感情であったり、人間性がのっている声を持っている子が多いんですよね。
ちょっと大人っぽい曲なので、るんちゃんの声とも合っていて、テンションあがりますね。
おわりに
場面設定がはっきりしている曲だけに、MVをどういう演出でやるのか気になります。
その通りにやることは少ないですからねえ。
「五月雨よ」のMVもいつ公開になるか。
櫻坂になってからは発売日1か月前ぐらいが多いので、明日とかは可能性結構高いのですが、どうなんでしょうね。木曜日説もあるみたいです。（とりあえず3/9は無し！？櫻坂46 4thシングル『五月雨よ』MV、3/10解禁チャンス）
早く見たいな～。
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