夏鈴ちゃんは櫻坂の中でも独特な魅力のあるメンバーの一人です。
ザ・アイドルという感じではなく、いつも自然体でいるような人で、それでいてパフォーマンスでの表現力が高い。
「欅坂」というグループが引き寄せた宝物みたいなメンバーです。
夏鈴ちゃんはいつも目で追ってしまうし、歌声も独特の質感があって私はとても好きです(Microscopeは至高)。
欅坂のときから、パフォーマンスで痛烈な印象を残せるメンバーでもありました。
欅坂時代のインタビューや発言では、学校が嫌い、集団行動が苦手ということを言っていて、そこに欅坂の楽曲がスポっとハマったんだろうなと思っています。
櫻坂になって、楽曲の雰囲気が変わってしまったから、パフォーマンスをするときにも色々と苦労しているのかなと想像していました。
それでも、なぜ恋では普段と違う笑顔でインパクトを残し、偶然の答えでは涙や表情で人の心を掴むことができていました。
あれは夏鈴ちゃんにしかできないことです。
夏鈴ちゃんには、夏鈴ちゃんにしかできないことがあります。
ほかのどのメンバーにも出せない魅力がある。
そこに自信を持ってほしいなと思います。
結局のところ仕事というのは、自分のできることの中で、他人が価値を感じるものを提供するというのが本質的な構図です。
私から見た夏鈴ちゃんの良さは、いつも飾らず、素直なところです。
自分ではそこが不器用で良くないところだと思っているのかもしれないけど、夏鈴ちゃんみたいなタイプの人も結構います。
夏鈴ちゃんにはそういう不器用な人の味方でいてほしいかなと私は思っています。
不器用でもそこに堂々と居てもらえることで、勇気をもらったりすることってあるんです。
今のアイドルは多様化していて、偶像崇拝というよりはロールモデルに近くなっていると私は考えていますが、夏鈴ちゃんには不器用な人のロールモデルになれる魅力がたくさんあります。
これは夏鈴ちゃんにしかできないことです。
もしかしたら、それで思うような結果が出ないこともあるかもしれません。
それでも、夏鈴ちゃんの魅力は飾らず、素直なところだと思うので、そこは曲げないでほしいかなと、ワガママながら思うのです。
前のポジションでないとグループにいる価値がないなんてことは絶対にありません。
堂々と櫻坂にいてください。あなたは櫻坂に必要です。
そして、夏鈴ちゃん自身が納得できるように活動していってほしいです。誰かの顔色をうかがって、自分を消したりはしないでほしいです。
自分を大切に、自分が楽しみながら、誰かのためになることができる喜びを感じてほしいです。りこぴの「自分ウケ」って言葉、めちゃくちゃ大事なんですよ。
夏鈴ちゃんに限らず、どのメンバーにとっても櫻坂というグループがそういう場所であってほしいと私は思っています。
人生は長い。
櫻坂でいられる時間は人生のなかで見れば、決して長いわけではないでしょう。
だからこそ、視野を広くして、自分を理解して、自分を大切に生きていったらいいと思うんです。
アイドルは、自分らしさを出すことで人に喜んでもらえるという意味では、とても素晴らしい仕事だと思います。たいていの仕事は自分を殺さないといけないから。
もちろん、それゆえに批判されたりすると、何倍も辛いことがあると思いますが、そういうときは応援している人がたくさんいることを思い出してください。
夏鈴ちゃんにしか出せない魅力で、これからも櫻坂に彩りを。
夏鈴ちゃんの飾らず、素直なところ、私は大好きです。
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