先日放送された「そこ曲がったら、櫻坂?」。
1回目はフォーメーション発表などがメインだったので、バラエティとしては先日の放送が実質1回目と言えるものでした。
けやかけから引き継いだ部分もあれば、改名したこともあって心機一転という感じもあった回でしたが、総じてバラエティー色が強くなった感じでしたかね~。
今回は天ちゃんが言っていた「変化ではなく、進化」をキーワードにそこさくの面白かったところを振り返ってみたいと思います!
変化と進化
天ちゃんがどういう意図で言ったのかは分からないですが、ネットなんかで調べると「進化」というのは今までのものがバージョンアップするようなイメージで使われているようです。
一方の「変化」は違うものになることという感じだとか。
仮にこのイメージをそのまま使えば、天ちゃんは「欅坂→櫻坂は別のグループになることではなくて、今までのものをよりパワーアップさせたものになることだ」と言ったことになります。
ゆっかーも改名前に「もっとパワーアップするために」みたいなことは言っていたので、なんとなくそういうイメージはグループとして共有されているのかなという気がします。
この視点で考えると、「そこさく」で見せる櫻坂の姿は「欅坂の進化版」と言えます。
果たしてどうだったか!
新しい円陣を考えよう!
最初は土生ちゃんの「新しい円陣を考えたい」という話。
みんな結構良かったですが、最終的にかっさらったのは大沼ちゃん。
最後に謎のメロディーパートがあって、面白かったです(笑)
大沼ちゃんは欅坂のときから全力スタイルですが、ここでも全力スタイルで振り切ってました。
あと結構歌いますよね(笑)前の井戸のやつのときも歌ってましたしw
そもそもを言えば、最初の登場でもパッション屋良やってましたからね。
ツッチーも言ってましたけど、全力感がなんか愛おしいです。この全力感はけやかけから引き継ぎましたね!
ひかりん、アニメ・マンガキャラがほしい
普段は大人しい感じのひかりん(遠藤光莉)ですが、「ワンダンス」の紹介では聞いたこともない饒舌ぶりを発揮。
これは素が出ていて、すごい良かったですね!
アニメ化されていたりするわけではないので、世間一般みんなが知っているという作品ではないと思うのですが、そういう作品の紹介だったのが逆にガチ感あって素晴らしかった~。
作者さんや編集部にも拾われていて、こっちまで嬉しくなりました!
素を出すのは、けやかけでもありましたし、自分の趣味で世界が広がっていくのは面白いと思うので、これからの可能性をめちゃくちゃ感じました。
ぺーちゃん覚醒……いやこれが素か?
続いて、ぺーちゃんから超ポジティブ元気キャラになりたいというまさかの申し出。
「こんにちわっしょい!」から始まり、あのぺーちゃんとは思えない新キャラぶりを見せつけていました。
でもこれは、変わったというより、そもそもぺーちゃんってこういう子なんだと思うんですよね(笑)
楽屋では結構喋ってるみたいなこと聞きますし、最近はあかねんや理佐からいじられているようなのでw
カメラが苦手だったり、あがり症?みたいなものがあって、なかなか素が出せていなかったのが出たという感じだと勝手に思っています。
ぶりっ子の大渋滞
色々と意見が分かれそうな「ぶりっ子」シリーズ。
麗奈ちゃん、いや「れなぁ~」がぶりっ子キャラを定着させたいといったところから始まったくだりでした。
確かに麗奈ちゃんは、「仕上がってる」んですよ(笑)ブログの写真とか。あざといのほうが正確な気もしますが。
レコメン!でもやっていましたし、定着まであと少し!
これに待ったをかけたのがりこぴ。元々はぶりっ子でいきたかったが、途中で方向を見失ったとのこと。言われてみればそんな時期もあったような(笑)
でも実演すると、ぶりっ子というか、怖い感じにw
この辺のズレが、りこぴがりこぴたるゆえんです。
このあと、MCが次々とぶりっ子を振っていく流れになって、小池→松田→森田→関→梨加→藤吉→理佐と犠牲者が増加。(まつりちゃんはつなぎですが、二つ返事でOKしてました)
みいちゃん、まつりちゃんは前からそういうところをちょこちょこ見せていたので、けやかけからの発展だなあと思いました。
たぶん一番正解だったのはるんちゃんですよ(笑)
やったあとに「しんどい、しんどい」と連呼してましたが、この感じが欅坂っぽさといわゆるアイドルの両方をカバーしてる感じで安心しましたw
夏鈴ちゃんはぶりっ子をほとんど放棄してましたが、これはこれで夏鈴ちゃんっぽくて面白かったです。理佐は終わったあとの顔が「理佐だなあ」と思いました(笑)
個人的にはそれぞれの個性が出ていて、良かったなあと思います。日向坂と同じフォーマットだという意見も見ましたが、日向坂の場合はやり切っちゃうじゃないですか。それはそれでいいんですけど、実演がちょっと変だったり、やったあとに恥ずかしがったりするのが櫻坂らしさかなと思います。
けやかけの頃からそうですけど、基本的に天然だったり、不器用なメンバーが多いので、ザ・テレビなことをやらせると変な感じになるのがこのグループの個性だと思うんですよ。
それがよく出ていたと私は思うんですけどねえ。
ツッコミにも個性でまくり
写真ツッコミでは個性が爆発してましたね。この企画自体がけやかけからの継続です(関西弁のときにやりましたね)。
やっぱり、大園ちゃん・ゆいぽんはブログからも分かる抜群のワードセンスが光っていました。
ゆいぽんの「よく納豆売り場にいる人ですよね」は例えツッコミとして素晴らしいクオリティ(笑)
天ちゃんは「なんやその顔~」がかわいかったですw(その後あかねんの目からビーム!)
ますもちゃん(増本綺良)はまさかのモニター自体にツッコむ謎の言動を見せ、土生ちゃんはツッコミというかノッていく感じが斬新でした。
いのりちゃんはなんか夏鈴ちゃん専用になってましたねw
個性と企画の相乗効果
全体的に、メンバーの個性と企画や演出を合わせていこうとする感じがあって、私は面白かったです。けやかけで発掘されていた個性をより大きく見せる企画や演出というか。この辺はやっぱり進化だったんじゃないかなと思います。
けやかけも別につまらないと思ったことはないですが。
(みんななんでそんなにバラエティに厳しいのかよく分かりません。私の笑いのツボが浅いのか?)
不器用さとか天然さを上手く活かしていこうという方針なのかな~?と思いました。
でも、まだ1回しかやっていないので、今後も色々と試行錯誤しながらやっていくのかなと思います!
そのうち落ち着くと思うよ
番組も一応変わって、グループ名も変わったということで、「変わった感」を出そうとメンバーが意識していることは明らかなので、その辺を心配する声も分かります。
まあでも、そのうち落ち着くと思うんですよね。
無理なことはずっとは続けられないですし、やってみて「これはやっぱり向いてないわ」と思えば、フェードアウトさせちゃえばいい。
逆にファンがあんまり方向性や世界観を縛らないほうがいいと私は思います。
欅坂が行き詰った一つの要素に、ファンのイメージや先入観というのもきっとあったので。
とりあえず自由に、色々とやってみて、「自分はこれでいく!」というものを見つけていけばいいんじゃないかなと思います。
私にも嫌いなお笑いはあるんですよ。ドッキリとか、人を除け者にする笑いとか。
だから、そういうのがあると「え~」とは思いますが、そういうのが好きな人もいるので「嫌だなあ」と思うまでにしています。
「嫌だな」とか「嫌い」と思う感性は大事なので、それはそれで持っておくべきです。それはあなたの個性だから。
ただ、それをもって「~すべき(すべきでない)」というように人を縛ってしまうのはどうなのかなと私は思うのです。自分自身もそういうので失敗してきたのでね(笑)
誰かが傷つくようなものなら怒ったりしてもいいと思うんですけど、この辺は塩梅は難しいですね。
おわりに
Twitterのツイート数も乃木中、ひなあいと並ぶレベルだったので、とりあえずリニューアルは成功したと言えるのではないでしょうか。
あんまりこういう真意のつかみにくい数字に引っ張られなくてもいいとは思いますが、分かりやすい指標で結果が出るのは、大人としては嬉しいでしょう。
今後もトライ&エラーを繰り返しながら、自分たちなりの「色」をみつけていってほしいなと思います。
なんせまだ本格的な放送1回しかやってないからね!
これからも楽しみです!
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