「ノバフォ」「なぜ恋」「Buddies」の役割分担

「ノバフォ」「なぜ恋」「Buddies」の役割分担 ブログ

昨日、レコメン!で天ちゃんセンターの「Buddies」がフル解禁されました!

「天の声」や「五七五無茶ぶり」など、ラジオ的な面白さもありましたが、やはり解禁はワクワクしますね。

これでMV付きの事実上のメイン3曲がすべて解禁となりました。「Buddies」のMVはまだ公開されていませんが、1stシングルの中での役割分担のようなものがそれなりに明らかになったのではないかと思います。

というわけで、今回はメイン3曲の役割分担について書いていこうと思います。

Nobody’s fault

最近は面倒で「ノバフォ」と書いてしまっていますが(笑)、表題曲でありテレビでの披露もこの曲が中心になると思われます。

さて、そんなノバフォの役割は「欅坂からの進化」を伝えることにあると私は思います。

言うなれば、コンセプトの宣言です。

「これが櫻坂46なんだ!」という。

具体的に言えば、欅坂から続いているメッセージ性のある楽曲をこれからも続けるぞという宣言でもあるし、クールでかっこいい路線も決して放棄しないという意味合いもあるのかなと思います。

同時に、「『僕』の物語をもう追わない」、「みんな・全員で支えあいながらやっていく」、「より大人で凛としたコンセプトでやっていく」といった”進化”も見られました。

2ndシングル以降でどういうことをやってくるかは分かりませんが、欅坂の良さや魅力で引き継げるところは引き継ぎながら、変えていけるところを変えているという印象です。

特に「全員で支えあって」というメッセージは各所から感じます。「選抜・アンダー」ではない「櫻エイトシステム」もそうですし、雑誌などの出番もできるだけ散らしている印象があります。2期生センター3人を売り出そうという意図はもちろんあるでしょうが、欅坂時代のてちだけが目立ってしまったマネジメントの反省を踏まえているようにも思います。

ノバフォのMVでもみんなで協力して物事を成し遂げていくんだというストーリーが展開されていました。

「大人で凛と」「全員で支えあう」という2つを強く打ち出すためにあるのがノバフォなのかなと感じます。

なぜ 恋をして来なかったんだろう?

MVが大好評の「なぜ恋」。夏鈴ちゃんの魅力が爆発していますが、この曲は「表現する幅の広さ」を見せる役割を担っているのかなと思います。

欅坂時代にはあまり描かれてこなかったテーマの楽曲であり、曲調がキャッチーでいわゆるアイドルソングに近いこと。また、MVでは笑顔がフォーカスされていること。

これらのことから「私たちはこういうのもできるんだ」という表現力の幅の広さを見せつけ、既存の欅坂から応援している層以外にもアプローチしようというのが「なぜ恋」の役割なのではないでしょうか。

欅坂ではおそらくやることはなかったであろう雰囲気の曲で、改名の意義が伝わりやすい曲でもあるので新しく櫻坂に興味を持ってもらうにはうってつけの曲のように思います。

同時に「大人っぽさ」もあるのが櫻坂のコンセプトらしいのかなと思います。単純にイチャイチャしちゃうよみたいな曲ではなく、「自分じゃない本当の自分見つけたい」、「すぐに告白しちゃいなさい」など内向的な部分や外に向けたメッセージも含まれているのは櫻坂ならではのように感じます。

Buddies

「Buddies」は聞いた感じだと「グループとファンのため」の歌です。

「君に会いたかったよ」「僕たちはあの頃と同じだろう」「君とならばきっと行ける」「僕とならばたどり着ける」「君をずっと待っていたんだ」「僕をずっと待っていたか?」

君はファン、僕はグループのことだと私は解釈していますが、その2人は「We are buddies」「We are friends」なわけです。

途中の「嵐」や「悲しみの雨風」は欅坂時代のいろんなことだと思います。

でもそれはもう終わった、これから新しい一歩を踏み出すぞ、私たち(グループとファン)は仲間だ、一緒に未来へ行こう!

そういう前向きな感じを受ける歌詞です。

「太陽は見上げる人を選ばない」のような、ライブのときにみんなで泣きながら歌うような曲に感じます。というか、それ用じゃない?(笑)「危なかっしい計画」が盛り上げ用だったように。

歌詞はすごくシンプルですが、聞いたり読み込んだりするのではなく、みんなで歌う曲にしようという意図を私は感じます。

ここでも櫻坂のコンセプトではないかと私が思っている「全員で支えあって」精神を感じます。ファンも含め、みんなで歩いて行こうという。

3作品の役割

まとめると以下のような感じになります。

  • ノバフォ=コンセプト宣言(欅を捨てない・大人で凛と・全員で支えあう)
  • なぜ恋=幅の広さを見せ新しい客層にアプローチ(アイドルっぽさと大人感)
  • Buddies=グループとファンのための歌(みんな仲間だ、支えあおう)

BuddiesのMVがまだなので、それを見るとまたちょっと変わるかもしれないですが、今のところはこういう感じの違いを持たせているのかなと思います。

櫻エイトシステムは全員が櫻エイトと作品をつくるので、グループとしての一体感を失わないという意味で、結構いいかもしれません。櫻エイトに入れるかどうかという競争は発生してしまうものの、欅坂の全員選抜感を引き継ごうとする良い試みだと私は思っています。

さらに言えば、テレビ披露のときの扱いがどうなるのかなというのは興味があります。普通に考えれば表題であるノバフォをやっていくんでしょうが、メドレーのような感じだったり、ほかの2曲でテレビに出るようなことがもしあれば、「全員で!」感をより強く感じられそうです。

いずれにせよ、今後のテレビ披露で、るんちゃんにみんな射抜かれればいいのです(笑)

「自惚れてんじゃねえよ」ってあの表情で言われたら「はわわわ」となりますよw

楽しみです!!


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